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【即決】リハビリ職専門の転職エージェントはニーズで選ぶべき!7サイトの特徴を一覧で解説

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STツバメ

訪問STのツバメです。

僕は「回復期リハ病院」から「訪問看護ステーション」へ転職しています。

もともとは一般企業出身で、今までに4回の転職を経験。

この記事では、リハ職向け転職エージェントの選び方について解説します。

転職エージェントは、いわば職場選びのプロ。「非公開求人の紹介」や「面接対策のサポート」など、僕らが活用するメリットは多いです。

この記事では各社の特徴を比較して、転職ニーズ別のおすすめエージェントも解説します。

リハ専門の転職エージェントで特にオススメな3サイト

」はリハ専門で最も歴史が長く、安定した実績のあるエージェント。母体は一部上場企業。全国の求人が満遍なくある傾向。

※ST求人もあります

PTPTSTワーカーのロゴ

」も全国の求人に対応。リハ専門エージェントとしては取り扱い求人数が最も多いのが特徴。

」は大手人材派遣の新サービス。現在は関東と関西に絞って展開。CMも多く、事業拡大する為に力を入れている。

結論からいうと、リハ専門の転職エージェントで特におすすめなのは上記の3サイトです。

どこもリハ専門であり、人材派遣業としての実績があることが共通点。それがオススメとして選ぶ理由です。特に、「」は最も長く続いているサービスなのでで、とりあえず登録してみて問題ないでしょう。

続いて、上記以外のサイトも含めた転職エージェント全7社の特徴を解説します。

目次(クリックでジャンプ)

【一覧比較】リハビリ転職エージェント7社の特徴

スクロールできます
エージェントPTPTSTワーカーのロゴPTOTキャリアナビ:ロゴマイナビコメディカル:ロゴ介護JJ(ジャストジョブ):ロゴ
公開リハ求人数約3万7,500件約4万5,500件約2万件
非公開求人ありありありありありありあり
対応エリア全国全国関東・関西関東・関西全国全国全国
特徴リハ専門で2008年スタートの老舗求人数が多いリハ専エージェント2020年に始まったばかりの新サービスリハ専門で関東、関西エリアに特化リハ専門ではなくコメディカル特化。幅広いパイプがある介護領域に幅広く展開している。リハ求人数は少なめ介護領域に特化したエージェント。リハ求人もあり。
おすすめポイント歴史が長い。年間1万人以上が利用POS各職に専門のアドバイザーがいる実は母体が大手人材派遣会社対応エリア内では細かい相談ができる新卒・就職浪人&資格浪人者のサポート実績も多数あり転職後のアンケート回答で報酬が貰える介護分野に強い
公式サイト
※公開求人件数は2024年6月に調査したものです

リハビリ職に関連する転職エージェント7社の特徴を上記の表にまとめました。

それぞれの違いを比較する為に、以下のような点を比較しましょう。

  • 対象地域
  • 求人数の規模
  • 得意な領域
  • その他おすすめポイント

実は転職エージェントは複数社登録がおすすめ。理由は各社の対応を比較するためです。実際に、エージェントを利用する人の50%以上が2〜3社登録したというデータがあります。

引用:マイナビコメディカル「リハスタッフのための失敗しない転職の進め方(YouTube動画)」

続いて、各社の特徴をもう少し詳しくみていきましょう。

PTOT人材バンク

基本情報
求人件数全国約3万8,000件
※登録者向けの非公開求人多数あり
職種別の求人数PT:約16,000件
OT:約14,000件
ST:約7,700件
エージェント対応方法電話、メール
運営会社株式会社エス・エム・エス
※公開求人件数は2024年9月に調査したものです

PTOT人材バンクのおすすめポイント

  • 2008年スタートと歴史が長い
  • 非公開求人が多数あり
  • 求人が全国に万遍ない傾向
  • 求人募集してない施設にも交渉可能
  • Web上で職場見学できる求人もある

」は、サービスのスタートが2008年。リハ転職エージェントの中で一番歴史が長いです。

多くの非公開求人があるだけでなく、実はエージェントが「求人募集していない施設」も含めて紹介してくれます。

引用:PTOT人材バンク

長く続いているサイト=ユーザー満足度が高い証拠。看護師・ケアマネなどの人材紹介業もやっている会社なので、医療機関や介護事業所とのつながりも深いです。

PTOT人材バンク利用者の口コミ

ST:30代

PTOT人材バンクの担当者は若い女性の方でした。

体調を崩して休職したことがあるのですが、私の現状を理解して親身に話を聞いてくれたのが良かったです。

ST:30代

親身になり、こちらの状況などを理解した上で求人を紹介してくれました。
紹介先の良い点だけでなく、懸念点などもしっかり説明してくれました。

の評判や注意点などは、下記の記事でも詳しく解説しています。

PTOT人材バンクの登録はこちら
※ST求人もあります

最も運営歴が長くて信頼がある /

PTOTSTワーカー

基本情報
求人件数約4万5,500件
※非公開求人多数
職種別の求人数PT:約21,000件
OT:約17,000件
ST:約7,500件
エージェント対応方法電話、メール、LINE
※エリアによっては直接面談も可能
運営会社株式会社トライト
拠点北海道、宮城、東京、横浜、埼玉、千葉、群馬、新潟、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、広島、香川、岡山、福岡、熊本、鹿児島
※公開求人件数は2024年6月に調査したものです

PTOTSTワーカーのおすすめポイント

  • 公開求人数が最も多い
  • 年間3万人以上の転職実績
  • 非公開求人多数あり
  • POSそれぞれに専門アドバイザーがいる
  • 新卒・未経験やパート求人も多数

」はリハ専門の求人サイトで、保有する求人件数が多いのが特徴です。

また、POSそれぞれの職種ごとの専門アドバイザーも配置しています。なので「整形PT」「精神OT」「聴覚ST」など、職種ごとの少しニッチな領域も安心して相談できます。

STツバメ

PTOTSTワーカーは「無理に転職をお勧めはしません」という記載もサイトの至るところにあって安心です。

PTOTSTワーカー利用者の口コミ

PT:40代

PTOTSTワーカーは求人数が業界トップなので、とりあえず登録は必須だと思う。

PT:30代

PTとして転職するために登録しました。
別の理学療法士専門の転職サイトを複数利用していましたが、他社ではあまり見られなかった非公開求人をPTOTSTワーカーは紹介してくれました。

担当者のキャリアアドバイザーの対応は質が高く、誠実な応対で信頼できました。理学療法士の専門知識も豊富で、採用確率が上がるような的確なアドバイスをいただけました。

の評判や口コミは、下記の記事でも詳しく解説しています。

PTOTSTワーカーの登録はこちら

\リハ求人数が最多/

レバウェルリハビリ

レバウェルリハビリTOP
基本情報
対象地域関東・関西(東京都、神奈川、埼玉、千葉、大阪)
エージェント対応方法電話、LINE
運営会社レバレジーズメディカル(株)(従業員数506人:2019年4月)
※医療・介護系の大手企業

レバウェルリハビリのおすすめポイント

  • 大きな母体の新サービス
  • 会員 登録で非公開求人多数
  • 「まずは相談からでも大丈夫」との記載あり

」は、2020年10月にサービスが始まったばかりでも、実はかなり大きな母体を持つエージェントです。

レバレジーズ(株)は「看護のお仕事」や「きらケア(介護)」などの人材派遣サービスを長年運営しています。医療・介護系のに特化した大手人材派遣が、新しく「リハ転職も取り扱いはじめた」という流れです。

レバレジーズはCMにも力を入れてる

2023年に入ってから、レバウェルリハビリの母体である「レバレジーズ」のCMを頻繁に目にするようになりました。YouTubeなどで頻繁に流れてるので、見たことがある方もいるかもしれませんね。

CMもバンバン打ってるということで、エージェント業に力をいれているのは間違いないですね。

1分で会員登録

\大手人材紹介の新サービス!/

PTOTキャリアナビ

基本情報
求人件数
※登録者向けの非公開求人多数あり
対応エリア関東・関西(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、奈良県)
エージェント対応方法電話、メール、LINE
運営会社株式会社ヒトイキ
その他特徴エリア特化しているぶん、地域情報に強い。

」は、関東と関西に特化したリハ専門のエージェント。エリアを限定しているぶん、地域情報に強いのが特徴です。例えば実際の通勤時間を踏まえた求人提案など、より細かい提案をしてくれます。

対象地域に該当する人は登録を検討して良いでしょう。

この他にも、看護師むけの「看護キャリアナビ」や柔道整復師などが対象の「マッサージキャリアナビ」などを運営しています。

1分で会員登録

\関東・関西に特化!/

マイナビコメディカル

基本情報
求人件数
※登録者向けの非公開求人あり
エージェント対応方法電話、メール、直接面談
運営会社株式会社マイナビ
その他特徴全国主要都市に面談会場あり(新宿、埼玉、横浜、船橋、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、札幌)
Web面接対応の求人あり

マイナビコメディカルのおすすめポイント

  • 「マイナビ」の知名度による安心感
  • 非公開求人あり
  • 新卒・第二新卒&資格浪人のサポート実績も多数

」の母体である「マイナビ」は大手企業なのでご存知の方も多いはず。

ただマイナビはリハ専門ではなく「コメディカル特化」のサイトなので、栄養士や臨床検査技師などの求人も取り扱っています。

「リハ専門」ではない代わりに、マイナビは「第二新卒向け専門のエージェント」なども運営しているのが特徴。ノウハウは共有しているはずなので、第二新卒や早期退職での転職を考えている方におすすめです。

実際に新卒・第二新卒&資格浪人のサポート実績も多数ありました。

1分で会員登録

\新卒・第二新卒にもおすすめ /

※下記の別記事内でもマイナビコメディカルの方が新卒者・早期退職者の転職サポートについて解説しています。

介護jj(ジャストジョブ)

基本情報
対象地域日本全国
エージェント対応方法電話、メール、LINE
運営会社株式会社JJメディケアキャリア
その他特徴介護分野で、ケアマネ・相談員・営業や事務なども幅広くフォロー

介護jj(ジャストジョブ)のおすすめポイント

  • 介護領域に幅広く対応
  • 転職後の「職場レポート」で報酬がもらえる
  • 全国の求人あり
  • 非公開求人あり(要会員登録)

」は、デイサービスや老建、通所リハなどの介護分野に強いエージェントです。

転職成立後にアンケート(職場レポート)を書くことで、報酬が貰えること大きなも特徴。アンケートは貴重な生の声として、転職ミスマッチの改善に使用するようです。

STツバメ

「職場レポート」の報酬は職種や条件によって変わります。登録後、担当者に問い合わせましょう。

アンケート(介護職応援プロジェクト)は2020年まで6月までは「転職支援金キャンペーン」という名前でした。そのときの最大報酬は20万円で、リハ職は実質12〜14万円。結構太っ腹です。

登録はココから

\介護領域に強いエージェント /

介護JJは、僕も登録経験があります。下記の別記事で登録の流れなど詳しく解説しています。

クリックジョブ介護

基本情報
対象地域日本全国
エージェント対応方法電話、LINE
運営会社ライフワンズ株式会社
その他特徴介護業界に特化した転職エージェント

クリックジョブ介護のおすすめポイント

  • 介護業界に特化したエージェント
  • 気軽にLINEでやりとり出来る
  • リハ職にも対応
  • 非公開求人あり

」は、介護業界に特化した転職エージェント。介護士の求人だけでなく、リハ求人も取り扱っています。

クリックジョブ介護の登録はココから

\リハ職の取り扱いもあり/

転職ニーズから考えるエージェントの選び方

選択肢が多くて、どの転職エージェントに登録すればいいか迷う。

そんな時は、あなたの転職ニーズからサイト選びをするのがおすすめです。

「目的別」転職エージェントの選び方

※クリックでジャンプします

全国に展開する万能型のサイトがいい

全国・全領域に幅広く対応する「万能型」のサイトは以下のとおり。どこも母体が大きい会社で、エージェントとして長運営歴があります。

全国対応・万能型サイト

また、どちらサイトにも「いますぐに転職を考えていなくとも登録して大丈夫」との説明あり。まずは相談だけしてみたいという場合も、安心して登録できます。

STツバメ

こちらの2社は都道府県ごとの求人数に若干の差があります。

下記の求人数比較グラフも参考にして下さい。

全国に求人が満遍ないのは「人材バンク」

PTOT人材バンク:PTOTSTワーカー:都道府県別の求人数比較表
※全国のPT求人数で比較

PTPTSTワーカーのロゴ
求人が地方にも満遍ない傾向以下の地域の求人比率が多めな傾向
東京関西北海道
地方住みの方は特におすすめ上記地域の方に特におすすめ

PTOT人材バンクと、PTOTSTワーカーはどちらも全国の求人に対応。調査時の求人数を比較した上記のグラフも概ね近い形です。ただ、お互いに微妙な違いあるので参考にして下さい。

サポート内容が明確なサイトがいい

PTOT人材バンクのエージェントさん

転職エージェントに登録するとき「具体的にどんなサポートをしてくれるのか?」というイメージって湧きにくいですよね。

そこでリハツバメでは「PTOT人材バンク」に独自取材を行いました。実際に「どんな転職サポートをしているのか」を現役エージェントに聞いています。下記の別記事を参考にして下さい。

こんな質問に具体的な回答をもらってます

  • 履歴書や職務履歴書の作成
  • 面接対策について
  • 年収アップの実例
  • トラブル対応例…など

インタビューした限り、PTOT人材バンクのサポートはかなり手厚いです。過去の転職成功例やトラブル対応など、具体的に回答してくれているので、サポート実例をみて好印象だったら登録しておきましょう。

PTOT人材バンクの登録はこちら
※ST求人もあります

最も運営歴が長くて信頼がある /

関東・関西で働きたい

関東・関西での転職を考えている方は、全国展開しているサイトと併せて「関東・関西に特化」したサイトも検討しましょう。

「レバウェルリハビリ」や「PTOTキャリアナビ」は、関東・関西エリアに特化しています。地域の状況を詳しく把握した、細かなサポートが期待できます。

関東・関西に特化したサイト

介護分野で働きたい

介護分野で働きたい方には、以下のサイトがおすすめです。

介護分野に強いサイト

特に、介護JJは「転職成立後のレポート提出」で報酬が貰えるという珍しい特徴があります。チェックしておきましょう。

第二新卒や未経験の人

新卒で早期退職を考えている方には「マイナビコメディカル」や「PTOTSTワーカー」がおすすめです。

新卒・第二新卒、就職浪人者などにおすすめ

マイナビは母体が転職サポート業に幅広く展開していて「第二新卒専門の転職サイト」も運営しています。第二新卒の転職ノウハウがあるので、相談してみるといいでしょう。

また「PTOTSTワーカー」も幅広い実績のあるサイト。取り扱い求人数が多いので、若手の転職にもおすすめです。

※一般的に「第二新卒」とは新卒1〜3年未満の求職者を指します。

子育て中、ブランクがある人におすすめ

現在子育て中であったり、子育てによるブランクがある人には「PTOTSTワーカー」がおすすめです。

子育て中、ブランクのある人におすすめ

求人数が最も多いのでパート・アルバイトでの求人も充実していますし、サイトの「Q&A」にも子育て中での採用実績が多数掲載されています。

※例えば下記のような「子育て需要」に対する採用実績が「PTOTSTワーカー」にはありました。

子供のお迎えがあるので15時までに切り上げたい

ダブルワークで「週1日の午前中だけ」働きたい

※「PTOT人材バンク」にも下記のような実績多数あり。

子育て中ブランクあり。小児分野のパート勤務で働きたい

パート・アルバイトで働きたい

パート・アルバイトでの勤務を希望する方には以下の2社がおすすめです。

パート・アルバイトで働きたい方向け

転職エージェントの利用は「正社員での転職」メインの雰囲気がありますが、上記はどちらもアルバイトやパートでの紹介実績も多数あります。

※例えば下記のような実績があります。

小児分野のパート勤務を紹介して貰いました

ダブルワークでの勤務先を紹介して貰いました

一般企業への転職にも興味がある

正直リハビリの仕事はもう疲れた…

年収が高い業界に転職したい

一般企業への転職も検討している人は、一般企業向けのエージェントに登録する必要があります。

特に、リハ業界での社会経験しかない場合は右も左もわからないはずです。まずは、エージェントに相談をしましょう。

なかには「PT・OT・ST」の国家資格が活かせる企業もありますよ。

一般企業で働きたい人向けの転職エージェント

※PTやSTの資格が一般企業で活かせる求人実例は、下記の別記事で詳しく解説しています。

リハビリ転職エージェントを利用するメリットとデメリット

転職エージェントの利用には、メリットもあればデメリットもあります。登録の前に把握しておきましょう。

リハ転職エージェントを利用するメリット

  • 転職活動の進め方を相談できる
  • リアルタイムな転職市場を知れる
  • 希望に合った求人を紹介してくれる(非公開求人もあり)
  • 転職先の内情を教えてくれる
  • 条件交渉を任せられる

ひとりで転職活動をすると、どうしても視野が狭くなりがちです。

なかには「初めての転職」で、何をするべきか分からない場合もあるでしょう。そんな時、正しい転職の進め方をサポートしてもらえるのは一番のメリットですね。

また、第三者目線で職場の内情を知れるのもポイントです。入ってみたら「不正請求が横行してる職場」だったとか、最悪のパターンですよね。(これは僕の経験例でもあります…)

なにかしら、「転職についての不安」がある人は、エージェント利用で得られるメリットが大きいです。

エージェント利用のデメリット? システム上の闇を解説

転職エージェントを利用する場合、以下のようなデメリットも挙げられます。

エージェントを利用するデメリット

  • 自分のペースで転職活動を進められない
  • 担当者からの連絡が多い・しつこい
  • 希望の条件と違う求人を紹介される

実はこのようなデメリットは、サービスのシステム上「どうしても一定数は生まれてしまう」ものなんです。

転職エージェントは、転職成立時の成果報酬で成り立っています。つまりは転職が成立しないと、エージェント側の報酬はゼロ。なので、なかには自分の業績を上げるため、強引に転職を勧めてくる担当者もいるんです。

STツバメ

担当者の連絡がしつこいと感じる場合、正直に伝えましょう。また、僕ら側が「希望の連絡頻度や条件」を明確に伝えるのも大事です。

どうしても「担当者と合わない」ときは、担当者変更や退会でオッケーです。仕方ありません。だけど「人間同士のやりとり」なので、失礼のない態度だけは心がけたいですね。

リハビリ転職エージェントを上手に活用するコツ5つ

転職エージェントの利用には、メリット・デメリットの両方があることがわかりました。よりよい転職をする為には、「エージェント利用のコツ」を知っておくことも重要です。

なのでここからは転職エージェント利用のコツを解説します。

転職エージェント利用のコツ

  1. 複数のエージェントを比較する
  2. エージェント登録は早めに済ませる
  3. 経歴や転職理由・スキルは偽らない
  4. 希望の連絡頻度・時間帯を伝える
  5. 合わないときは担当者やサイトの変更を

複数のエージェントに登録して、対応を比較する

実は、転職エージェントは「複数サイト登録」した方が転職失敗のリスクが減ります。

というのも、それぞれの対応を比較した後で「相性の良いエージェントに絞れる」からです。

何社登録しても、僕らは利用無料。そのメリットは最大限に活かすべきですね。

STツバメ

担当者にも「複数社を利用している」ことは伝えた方がいいです。「競合他社がいる」ことをアピールしておきましょう。

ただし、登録のしすぎにも注意が必要。多すぎると訳がわからなくなります。

エージェントとのやりとりもあるので、基本は2つ、できれば3つくらいで比較しましょう。

エージェント登録は早めに済ませる

リハビリ職の転職開始時期の図解
※「マイナビコメディカル」が集計したデータを参考にしています

リハ転職を検討している人、全員が知っておくべき予備知識が2つあります。

  1. リハ転職のハードルは年々上がっている
  2. リハビリ職のみんなは転職活動を始めるタイミングが早い

①については説明不要ですね。リハ職はすでに需要過多なので、転職ハードルは上がる一方です(STはまだ少ないですけど)

さらに、あまり知られていない事実ですが、リハビリ職のみなさんは転職活動をスタートする時期が異様に早いです。なかには、入職の1年前には次の職場を決めてしまう人もいます。一般企業では入社3ヶ月前位が目安なので、かなり早いです。

周囲のスタートが早いので、エージェント登録も早めに済ませた方が無難です。

経歴や転職理由などは偽らずに相談する

エージェントには、なるべく正確に偽りのない自分の情報を伝えましょう。

例えば、転職回数が多かったり、退職がネガティブな理由だったりすると、本当って伝えづらいですよね。また、もしかしたら自分のスキルを盛ってみせたい気持ち等も出るかもしれません。

でも事実と違う情報を与えると、求人へのミスマッチが生まれやすくなります。エージェントには、なるべく正直に話をしたほうがいいでしょう。

退職理由が「体調不良」なので、エージェントには隠したいです…

できるセラピストと思わせたいです!

STツバメ

気持ちはわかるけど、エージェントには正直に相談して「本当の意味で自分に合いそうな職場」を紹介して貰いましょう。

希望の連絡頻度を伝える

ちょうど良いと感じる連絡頻度は、人によってまちまちです。

なので、どんな頻度・タイミングで連絡が欲しいのかをエージェントに伝えておくと安心です。

連絡頻度の希望例

  • 週末にまとめて連絡して欲しい
  • 18時以降ならいつでもOK

担当者と合わない時は変更を希望しよう

転職エージェントに登録してみて、「どうも担当者と合わない」と思った場合は担当変更をお願いしましょう。

担当エージェントと合わない例

  • 転職活動のスピード感が合わない
  • 希望求人に対して、認識のズレを感じる
  • 満足のいくサポートではない

担当変更は別に悪いことではないです。むしろ、起こりうるトラブルを未然に防ぐための方法。なによりも、あなたが安心してスムーズな転職をすることが大切です。

大抵どこのサイトにも「お問い合わせフォーム」があるので、そこから担当変更の申請をしましょう。

STツバメ

担当変更の際は「なぜ合わなかったのか」「どんな担当者を希望するか」を説明しましょう。切り替えがスムーズになります。

なぜ無料? 転職エージェントのシステムを解説

転職エージェントの仕組み:病院

上記の図解を参考に、転職エージェントの仕組みを解説します。

転職エージェントは、転職成立時にのみ「施設からエージェントに報酬が支払われる」仕組みです。いわゆる成果報酬ってやつですね。

STツバメ

僕らは「利用無料」なのでノーリスクと言っていいですね。

転職エージェント利用の流れ

  1. エージェントに登録
  2. 初回カウンセリング(主に電話)
  3. 担当者からの求人紹介
  4. 応募書類の添削〜応募(職場見学する場合も)
  5. 面接対策〜面接
  6. 内定・入職、アフターフォロー

実際にエージェントを使って転職活動をする場合の、大まかな流れは上記のとおり。

それぞれのポイントを解説します。

STEP
転職エージェントに登録
(登録画面例)PTOT人材バンク

転職エージェント登録は、各サイトの申込みフォームから行います。

入力フォームをポチポチと選ぶだけなので、どのサイトも1分くらいで登録が終わります。

登録する内容はこんな感じ
  • 所持資格(PT、OT、ST)
  • 希望の雇用形態(常勤・非常勤)
  • 転職希望時期
  • 名前、現住所、生年月日、電話番号…など
STEP
担当者との初回面談・ヒアリング(主に電話)

会員登録をしたら、担当エージェントとの初回面談(ヒアリング)です。電話で行うことが多いですが、希望すればメールや直接面談が可能な場合も。

初回ヒアリングはこんな感じ

  • 経歴の確認
  • 希望条件についての聴取(勤務時間・給与・勤務地など)
  • 連絡方法の確認(電話・メール・LINEなど)

面談では、転職理由やスキルなど素直に伝えましょう。エージェントはあなたの申告する情報を元に求人紹介します。情報が不正確だとミスマッチが起きやすくなってしまいます。

STEP
担当エージェントからの求人紹介・相談

あなたの希望条件やキャリアを踏まえて、担当エージェントが複数の求人を提案します。このとき、非公開求人を紹介して貰える場合も。

また、職場の雰囲気や、実際に入職した方の情報などの内部事情を聞くこともできます。

STツバメ

「自分に合う職場はどんな場所なのか?」客観的な意見も貰いながら、再確認する時期でもありますね。

STEP
応募書類の添削〜応募(職場見学をする場合も)

応募する求人が決まったら、応募書類の作成です。担当エージェントは、応募書類の添削などもしてくれます。

応募の前に「職場見学」する場合の日程調整などもエージェントが代行します。

STEP
面接対策〜面接

面接に不安がある人も「模擬面接」などでアドバイスを貰い、当日に望めます。面接の日程調整もエージェントが代行。

STEP
内定・入職

無事内定した後もそこで終わりでなく、「入職まで」をサポートするのが一般的。

  • 入職条件の再確認
  • 給与・休日などの条件交渉
  • 円満退職のアドバイス

※内定を辞退する場合もエージェント経由で行えます

むしろ、入職後のアフターフォローまでしてくれます

入職してみたら「約束していた条件と違う」といった転職トラブルは一定数あります。トラブルが原因でも、短期間で職場を変えると印象も良くないですよね。

STツバメ

そもそもの転職トラブルを「未然に防ぐ」ためにエージェントを活用しましょう。

リハビリ転職エージェント利用者の口コミ

X(Twitter)で、エージェント利用に関する口コミを見かけましたので貼ります。

やはり「グイグイ推してくるエージェント」は、実際にいるようですね。

でも逆にいうと、うまく使えば転職がスムーズに進むということです。

STツバメ

エージェント側も仕事でやってますからね。
どうしても合わないなら担当変更です。鉄の心で。

リハ転職エージェントに関するQ&A

転職エージェントの利用に関して、よくある質問を解説。

転職エージェントの利用に費用はかかるのですか?

求職者は無料で利用できる。エージェントは転職成立時に施設側から仲介料を貰うシステム。

転職エージェントに経由で就職した場合「紹介料」が発生するが、直接応募した場合と比べ給与が減ったりはしないのか?

基本的にはエージェントを通したからといって、給与が下がるということはない。しかし、個人医院など「院長に給与額の決定権がある施設」ではあり得る。

逆に、エージェント経由で給与をアップできた事例もある。過去の取引実績の多い医療法人などでは、エージェントの信頼を生かした「お墨付き」で交渉ができるため。

体調不良で早期退職した場合、退職理由は正直に答えるべきでしょうか?

正直に答えるべき。転職理由を偽るのはお勧めできない。むしろ転職した後に「定着して働く」ことを考えると、嘘偽りない退職理由を「受け入れてくれる職場」に入るのがベター。

STツバメ

これには僕も同感です。嘘をついて職場に潜り込んでも、意味がないと思います。転職の目的は「生き生きと働ける職場」に入ることです。

PTの転職ハードルが上がっていますが、転職に有利な条件やスキルなどはありますか?

PTの書類内定率は年々下がっている。直近で複数回の転職履歴があると、マイナスポイントになりやすい。

また、療法士としてのスキルよりも「社会人としてのマナーや所作」が重視される傾向にある。

その他、企業研究をきちんとしているかも重要。「病院で働きたい」だけでなく、「なぜその病院なのか」などをしっかり説明できる必要あり。

上記Q&Aは「マイナビコメディカル」の動画からも一部抜粋しています。
※動画クリックでQ&A(1:03:20〜)から再生されます。

エージェント登録で転職の成功率はアップする

以上、転職エージェントの選び方を解説しました。

結論をまとめると、下記のような感じでしょうか。

  • エージェント登録にはメリット・デメリットがある
  • リハ転職は早めの行動が大事なので、登録も早めにしておく
エージェント登録がおすすめな人
  • 非公開求人が気になる
  • 給与・待遇の交渉を任せたい
  • 転職活動を始めるキッカケが欲しい
  • 転職で失敗したくない
  • 納得いく職場で働きたい

リハ業界は転職活動の開始時期も早いので、可能な限り早めに準備をしましょう。スタートが遅くなるほどチャンスは減ります。

職場に不満がある人は「今の職場から抜け出せなくなった自分」も想像するべきです。僕の先輩も「辞めたい辞めたい」と言いながら勤続10年を迎えていましたからね。もはや、他の場所で働く勇気もないそうです。

なかなか行動に移せない人にこそ、「転職活動の第一歩」としてのエージェント登録はおすすめできます。

第三者の力はデカいですからね。利用できるものは何でも使って、よりよい働き方を見つけましょう。

STツバメ

僕自身も「回復期」から「訪問看護ステーション」への転職で、仕事の満足度はかなり高くなりました。

リハビリ職向け転職エージェント一覧

スクロールできます
エージェントPTPTSTワーカーのロゴPTOTキャリアナビ:ロゴマイナビコメディカル:ロゴ介護JJ(ジャストジョブ):ロゴ
公開リハ求人数約3万7,500件約4万5,500件約2万件
非公開求人ありありありありありありあり
対応エリア全国全国関東・関西関東・関西全国全国全国
特徴リハ専門で2008年スタートの老舗求人数が多いリハ専エージェント2020年に始まったばかりの新サービスリハ専門で関東、関西エリアに特化リハ専門ではなくコメディカル特化。幅広いパイプがある介護領域に幅広く展開している。リハ求人数は少なめ介護領域に特化したエージェント。リハ求人もあり。
おすすめポイント歴史が長い。年間1万人以上が利用POS各職に専門のアドバイザーがいる実は母体が大手人材派遣会社対応エリア内では細かい相談ができる新卒・就職浪人&資格浪人者のサポート実績も多数あり転職後のアンケート回答で報酬が貰える介護分野に強い
公式サイト
※公開求人件数は2024年6月に調査したものです
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