
訪問STのツバメです。
今回は「
この記事を読んでいるのは、転職を検討しているリハビリ職の方だと思います。
新しいチャレンジをしたかったり、今の職場に満足いかなかったりと、転職の理由は色々あります。
だけど「よりよい職場を見つけたい」という思いは一緒のはず。転職エージェントの利用を検討している人も多いでしょう。



実際、エージェント利用にメリットってあるんだろうか?
結論から言うと、エージェント利用にはメリットがあります。大アリです。
特に、初めての転職を検討している人には、エージェント利用がおすすめです。新卒の就職活動と、転職活動は勝手が違うからです。
とはいえ、初めてのサイト登録には不安もつきもの。
そこでこの記事では「
ちなみに、僕自身も「PTOTSTワーカー」に登録した経験があります。実体験も踏まえた「エージェントを上手に利用するコツ」なども解説しますね。
PTOTSTワーカー利用者のリアルな評判


ポジティブな評判 | ・転職活動の進め方を詳しく指導してくれた ・職場の内情を教えてくれた ・自分には無い視点での求人提案をしてくれた ・非公開求人を紹介してもらえた ・取扱求人数が多い |
ネガティブな評判 | ・希望に合わない求人を提案された ・転職をゴリ推しされる雰囲気があった ・連絡がしつこかった |
特に多い意見をまとめると上記の通りです。
良い点としては「転職活動のサポート」に関する高評価、逆に悪い点では「エージェントとのやりとり」に関する意見が多いですね。
続いて、個別の口コミを詳しく見ていきましょう。
PTOTSTワーカー利用者のポジティブな口コミ


まずは、ポジティブな口コミをみていきましょう。



求人数は業界トップなので、とりあえず登録は必須だと思う。



PTとして転職するために登録しました。
別の理学療法士専門の転職サイトを複数利用していましたが、他社ではあまり見られなかった非公開求人をPTOTSTワーカーは紹介してくれました。
担当者のキャリアアドバイザーの対応は質が高く、誠実な応対で信頼できました。理学療法士の専門知識も豊富で、採用確率が上がるような的確なアドバイスをいただけました。
エージェントの対応は良くても、システムを知らずに不安を感じる人も


実際にPTOTSTワーカーを利用してみて、エージェントの対応は好印象!
だけど「なぜ無料でサービス利用できるの?」といった、システムに疑問を感じる人もいるみたいです。
例えば以下のツイートです


確かにエージェントの対応が良くても、システムがよく分からないと不安になりますよね。
ちなみに、転職希望者に料金の請求が来ることはないです。記事後半で転職エージェントのシステム解説もしてますので、参考にして下さい。
PTOTSTワーカー利用者のネガティブな口コミ


続いて、PTOTSTワーカーに対するネガティブな口コミです。
- 興味のない求人を紹介される
- 電話がしつこかった
- あまり連絡が来なかった
「希望条件とのミスマッチ」や「連絡に対する不満」ものが多かったです。
「電話がしつこい」と「連絡が来ない」が共存しているので、このあたりは会社の特徴というより、担当者との相性に思えます。



興味のない求人の提案が多く、電話もしつこく感じました…。



PTOTSTワーカーから就職状況確認のメールが来た。
1、探している
2、悩んでいる
3、相談したい
どれを選択しても同じ結果に誘導される質問は良くないと思います。
引用:twitter
ちなみに上記の「どれを選んでも同じ回答になる」状況確認メールは、僕にも届いた記憶があります。
実際、「転職活動は終わった」状況だったので、返信のしようがないな…と思ってスルーしました。
「どうにか転職希望者に連絡をとろう」という気持ちはわかりますが…あんまり効果的には思えないですね(笑)
僕が実際にPTOTSTワーカーを利用したときの感想


PTOTSTワーカーは、この記事を書いている僕も登録経験があります。
エージェントを利用した転職先決定までは進みませんでしたが、参考までに利用状況を解説します。
僕が利用したときは、以下のような条件で会員登録しました
- 〇〇県の訪問看護ステーション
- 非常勤で働きたい
- どこか紹介して欲しい
- 給与の相場を教えて欲しい
しかし残念ながら登録時は「希望にマッチする求人がない」というのがエージェント側の回答。
でもそこから、地域での求人相場や代替案など丁寧に提案してくれましたね。
ちなみにネガティブな口コミで挙がるような、しつこい勧誘は全くなかったです。希望条件をハッキリと伝えたからかもしれません。
連絡手段も「メールのみ」にしてたので、余計な電話もかかってきてないです。



地域の転職事情など教えてもらえたので、僕としては助かりました。対応も柔らかい感じでした。
転職エージェント利用のコツを解説


口コミ・評判でも「ポジティブ」と「ネガティブ」両方の意見があるように、転職エージェントを利用して「失敗した!」と思う人もいます。
ただ逆に、エージェントに手伝ってもらって、良い転職が出来る人もいます。
ここで、スムーズな転職を実現する為の「転職エージェント利用のコツ」を解説します。
転職エージェント利用のコツ
※クリックでジャンプします
①:エージェント登録は早めに済ます


リハ転職を検討している人、全員が知っておくべき予備知識が2つあります。
- リハ転職のハードルは年々上がっている
- リハビリ職のみんなは転職活動を始めるタイミングが早い
①については説明不要ですね。リハ職はすでに需要過多なので、転職ハードルは上がる一方です(STはまだ少ないですけど)。
そして、リハビリ職のみなさんは転職活動をスタートする時期がメチャ早いです。入職の半年〜1年前には次の職場を決めてしまう人もいます。一般企業では入社3ヶ月前位が目安なので、かなり早い。



なんだかんだ真面目というか、しっかり仕事を引き継いで辞めたがる人が多いように感じます。
なので、転職エージェントに登録するのも早いに越したことはないです。希望にマッチする求人が少ない状況だと、エージェント側の提案も限られますからね。
②:希望の連絡頻度を伝える
PTOTSTワーカーの口コミでも、連絡に関するネガティブな意見は目立ちました。
ただ、エージェントも悪気があって連絡をしてくる訳じゃありません。
そもそも「ちょうど良い」と感じる連絡頻度は人によってまちまちです。
なので、どんな頻度・タイミングで連絡が欲しいのかを、明確にエージェントに伝えておくことが大事です。
連絡頻度の希望例
- 週末にまとめて連絡して欲しい
- 18時以降ならいつでもOK
③:経歴やスキル・転職理由は偽らずに相談する
続いてのコツは「偽らない」ことです。
エージェントには、なるべく正確に偽りのない自分の情報を伝えましょう。
転職回数が多かったり、退職がネガティブな理由だったりすると、本当のことを伝えづらいですよね。
でも事実と違う情報を提供すると、求人へのミスマッチが生まれやすくなります。エージェントとの相談は、採用の可否とはまた別の話です。正直に話をしたほうがいいでしょう。
④:リスク回避!転職エージェントは、複数社を比較する


実は、転職エージェントは複数サイト登録した方が転職失敗のリスクが減ります。
というのも、それぞれの対応を比較して、相性の良いエージェントに絞れるからです。
転職エージェントは、何社登録しても「利用無料」。そのメリットは最大限に活かすべきですね。
まずはリハ専門の最大手である、以下の2社を比較するのがオススメです。
PTOTSTワーカー- リハ専門で求人数が多い
- PTOT人材バンク
- リハ専門で歴史が長い
リハ職向け転職エージェント7社の特徴は、別記事で解説しています。


⑤:担当者が合わないときは、担当変更を希望する
実際に転職エージェントに登録してみて、「担当者と合わない」と思ったら担当変更が可能です。
担当エージェントと合わない例
- 転職活動のスピード感が合わない
- 希望求人に対して、認識のズレを感じる
- 満足のいくサポートではない
担当変更は別に悪いことではないです。むしろ、起こりうるトラブルを未然に防げます。双方にとって良いことです。
大抵どこのサイトでもメールやお問い合わせフォーム経由で、担当変更の申請をすることが出来ます。



担当変更の際は「なぜ合わなかったのか」「どんな担当者を希望するか」を説明しましょう。切り替えがスムーズになります。
そもそもなぜ無料?転職エージェントのシステムを解説





そもそも、なんで転職エージェントは無料で使えるの?
上記の図解を参考に、転職エージェントの仕組みを解説します。
転職エージェントは、転職成立時にのみ「施設からエージェントに報酬が支払われる」仕組みです。
いわゆる成果報酬ってやつですね。



僕らは「利用無料」なのでノーリスクと言っていいですね。
PTOTSTワーカー利用の流れを解説
次に、PTOTSTワーカー利用の流れを解説します。
実際にエージェントを使って転職活動をする場合の、大まかな流れは下記のとおりです。
- エージェントに登録
- 初回カウンセリング(電話かWen面談)
- 担当者からの求人紹介
- 応募書類の添削〜応募(職場見学する場合も)
- 面接対策〜面接
- 内定・入職、アフターフォロー
面接対策の相談など出来るのは、転職初心者にはかなりありがたいですね。
ちなみに
続いて、それぞれの項目を解説していきます!
会員登録をしたら、担当エージェントとの初回面談(ヒアリング)です。
PTOTSTワーカーでは「電話面談」か「Web面談」が選べます。
※Web面談はパソコンかスマホで行います
※エージェントから届くURLを開くだけなので簡単。アプリのインストールなどは不要です。
初回ヒアリングはこんな感じ
- 経歴の確認
- 希望条件についての聴取(勤務時間・給与・勤務地など)
- 連絡方法の確認(電話・メール・LINEなど)
面談では、転職理由やスキルなど素直に伝えましょう。エージェントはあなたの申告する情報を元に求人紹介します。情報が不正確だとミスマッチが起きやすくなってしまいます。


あなたの希望条件やキャリアを踏まえて、担当エージェントが複数の求人を提案します。ちなみに、このとき非公開求人を紹介して貰える場合もあります。
他にも、職場の雰囲気や、実際に入職した方の情報などを聞くこともできます。しっかり情報を精査したいゾーンですね。



「自分に合う職場はどんな場所か?」客観的な意見も貰いながら、再確認する時期でもあります。
応募する求人が決まったら、応募書類の作成です。担当エージェントは、応募書類の添削などもしてくれます。
応募の前に「職場見学」する場合の日程調整などもエージェントが代行します。



可能ならば、職場見学はぜひしておきたいところ!
リアルな雰囲気をつかみましょう。


面接に不安がある人も「模擬面接」などでアドバイスを貰ってから、当日に望めます。
面接の日程調整もエージェントが代行してくれるので、面接のことだけに集中できます。
無事内定した後もそこで終わりでなく「入職まで」をサポート。
入職サポート
- 入職条件の再確認
- 給与・休日などの条件交渉
- 円満退職のアドバイス
むしろ、PTOTSTワーカーでは入職後のアフターフォローも対応してくれます。
実際に入職してみたら「約束していた条件と違う」といった転職トラブルは一定数あります。その際に、相談できる相手がいるのは安心です。
※内定を辞退する場合もエージェント経由で行えます



転職トラブルへの対応をお願いできるのも、エージェントを利用するメリットです。
PTOTSTワーカーを他社のサービスと比較


正直なところ、転職エージェント各社のサービス内容には大きな差はありません。
エージェントを利用する際には、「どのサイトを使うか」というよりも「担当者との相性」を優先して考えるべきです。
ただ1つだけポイントを挙げるとなら、PTOTSTワーカーは取扱求人数の多さが特徴です。
PTOTSTワーカーは求人数が多い!
転職エージェント | 掲載求人数 | 対応エリア |
---|---|---|
約4万1,000件 | 全国 | |
PTOT人材バンク | 約3万8,000件 | 全国 |
求人数が多いと、それだけチャンスは広がります。なので登録しておいて損はないサイトです。
正規雇用だけでなく、パートや時短勤務の求人もしっかり対応しているので、そんな働き方を考えている人は相談してみる価値があります。



僕が働いている訪看も、実は「PTOTSTワーカー」経由で求人募集をしていた過去があります。なので結構、身近に感じる存在です。
エージェント複数利用した人の口コミ


実際に、複数のエージェント登録にメリットを感じた方の口コミは以下のような感じです。
独自アンケートからの口コミ
まずは、リハツバメが独自に調査したアンケートからの口コミです。



転職エージェントは複数社の登録経験があります。
A社:自分が押しに弱いところもあり、かなり早い展開で転職活動が進んでしまった。その後、職場との交渉に難儀した。
B社:親身になり、こちらの状況などを理解した上で求人を紹介してくれた。紹介先の良い点だけでなく、懸念点などもしっかり説明してくれた。



この方は、エージェントを利用した転職活動の「良い点」「悪い点」どちらも経験されていますね。
twitterからの口コミ









ちなみに僕も、複数の転職エージェントに登録経験があります。
僕は過去に、3〜4人位の転職エージェントとやりとりをした事があります。話してみると、「気さくな人」「事務的な人」などかなり個性がありました。
やはり転職エージェント利用では、「どの会社が良いか」というよりも「自分に合う担当者と話す」方が重要に思えます。その為に、複数エージェントの登録・比較は有効です。
PTOTSTワーカー- リハ専門で求人数が多い
- PTOT人材バンク
- リハ専門で歴史が長い
その他7社の比較は別記事で解説しています。


PTOTSTワーカーの利用に関する疑問を解説


最後に、「PTOTSTワーカー」などの転職エージェントを利用する際に「よくある疑問」を解説します。
転職エージェントの利用に関して、よくある質問を解説。
- 転職エージェントの利用に費用はかかるのですか?
-
求職者は無料で利用できる。エージェントは転職成立時に施設側から仲介料を貰うシステム。
- 転職エージェントに経由で就職した場合「紹介料」が発生するが、直接応募した場合と比べ給与が減ったりはしないのか?
-
基本的にはエージェントを通したからといって、給与が下がるということはない。しかし、個人医院など「院長に給与額の決定権がある施設」ではあり得る。
逆に、エージェント経由で給与をアップできた事例もある。過去の取引実績の多い医療法人などでは、エージェントの信頼を生かした「お墨付き」で交渉ができるため。
- 体調不良で早期退職した場合、退職理由は正直に答えるべきでしょうか?
-
正直に答えるべき。転職理由を偽るのはお勧めできない。むしろ転職した後に「定着して働く」ことを考えると、嘘偽りない退職理由を「受け入れてくれる職場」に入るのがベター。
STツバメこれには僕も同感です。嘘をついて職場に潜り込んでも、意味がないと思います。転職の目的は「生き生きと働ける職場」に入ることです。
- PTの転職ハードルが上がっていますが、転職に有利な条件やスキルなどはありますか?
-
PTの書類内定率は年々下がっている。直近で複数回の転職履歴があると、マイナスポイントになりやすい。
また、療法士としてのスキルよりも「社会人としてのマナーや所作」が重視される傾向にある。
その他、企業研究をきちんとしているかも重要。「病院で働きたい」だけでなく、「なぜその病院なのか」などをしっかり説明できる必要あり。
上記Q&Aは「マイナビコメディカル」の動画から一部抜粋しています。
※動画クリックでQ&A(1:03:20〜)から再生されます。
※上記のQ&Aや「マイナビ動画」の内容は、下記の別記事で詳しく紹介しています。


より良い転職をしたい人は、まずはエージェントに登録してみよう


今回、
良い評判もあれば、微妙な評判もありましたね。僕が独自に調査した結果でも、評判は分かれてました。
結論をまとめると、以下のとおりです。
- 転職エージェントは「どの会社か」というよりも「担当者との相性」を重視すべきサービス。
- 何人かのエージェントと話して、信頼できる人と話をするべき。
「結局は、人との相性次第」と言ってしまうと乱暴に聞こえるかもしれません。でも、結局リハビリの仕事とかも一緒ですよね。
厳しい熟練の凄ウデPTよりも、親身な新人PTの方が「合う」患者さんとかっていませんか?
人と人が関わる仕事は、やっぱり相性が大事です。自分で比べて選びましょう。
求人情報は絶えず流れて行きます。すぐに転職するつもりがない場合も、早めの登録がオススメです。
まずはリハ転職の大手2社に登録して比較しましょう!
PTOTSTワーカー- リハ専門で求人数が多い
- PTOT人材バンク
- リハ専門で歴史が長い
ちなみに、リハツバメではその他の「リハ専門」転職エージェントも詳しく比較しています。
もう少し詳しく転職エージェントを検討したい人は、下記の別記事を参考にしてください。

