
訪問STのツバメです。
今回はリハ専門の転職エージェント「PTOT人材バンク」の評判について解説します。
この記事を読んでいるのは、転職を検討しているリハビリ職の方だと思います。
「よりよい職場を見つけたい」という思いから、転職エージェントの利用を検討中の人も多いでしょう。



実際、エージェント利用にメリットってあるんだろうか?
結論から言うと、エージェント利用にはメリットがあります。大アリです。
特に、初めての転職を検討している人には、エージェント利用がおすすめです。新卒の就職活動と、転職活動は勝手が違うからです。
とはいえ、初めてのサイト登録には不安もつきもの。
なので、この記事では「PTOT人材バンク」の評判を紹介します。twitterや実生活での繋がりから独自の直接アンケート調査も行いました。
PTOT人材バンク利用者のリアルな評判


PTOT人材バンクを実際に利用した方の、リアルな評判をみていきましょう。
PTOT人材バンク利用者に多い意見をまとめると下記の通りです。
ポジティブな評判 | ・転職活動の進め方がわかった ・雑務の手間が省けた ・応募書類の添削や、面接対策など相談できた ・職場の内情を教えてくれた |
ネガティブな評判 | ・興味のない求人を紹介された ・連絡がしつこかった ・転職を無理に進めようとされた ・担当エージェントの対応が遅い |
良い点としては「転職活動のサポート」に関する高評価、逆に悪い点では「エージェントとのやりとり」に関する意見が多くみられました。
続いて、個別の口コミを詳しく見ていきましょう。
PTOT人材バンク利用者のポジティブな口コミ


続いて、ポジティブな口コミです。
他の転職エージェントと比べ「親身に」というキーワードが登場しやすい印象があります。



PTOT人材バンクの担当者は若い女性の方でした。
体調を崩して休職したことがあるのですが、私の現状を理解して親身に話を聞いてくれたのが良かったです。



親身になり、こちらの状況などを理解した上で求人を紹介してくれました。
紹介先の良い点だけでなく、懸念点などもしっかり説明してくれました。



精神科に通院中だと「原則、エージェントからの紹介がNG」になると言われ、直接応募を勧められました。
精神疾患持ちでも面接を上手く立ち回る為のアドバイスを貰えて良かった。
PTOT人材バンク利用者のネガティブな口コミ


続いて、PTOT人材バンク利用者のネガティブな口コミです。



PTOT人材バンクを使っていましたが、最終的には自分で見つけた転職先を選びました。
内定を断る際に、エージェントからかなりキツい言葉を貰いました…。



興味のない求人ばかり紹介され、無理に転職を進めようとされた。親身になっていないと感じた。
PTOT人材バンクだけでなく他社も利用した方の評価
ここで、複数社の転職エージェントを利用した方の感想を紹介します。独自のアンケート調査で頂いたものです。
3社を比較してみて「PTOT人材バンク」の対応に最も満足できたとのこと。 他社さんの名前は伏せますが、どのエージェントに登録しようか迷っている方は参考にしてください。



転職エージェントは複数社を利用したことがあります。PTOT人材バンクのエージェントさんは、親身にこちらの状況などを理解した上で求人を紹介してくれました。
特に良かったのは、紹介先の良い所だけでなく、懸念点などもしっかり説明してくれたことですね。
某STさんの転職エージェント3社評価
エージェント | 満足度 | 感想 |
---|---|---|
PTOT人材バンク | 満足 | 希望条件にあった求人を紹介してくれた。 応募書類の添削や、面接対策などを相談できた。 こちらの状況などを理解した上で求人を紹介してくれた。 紹介先の良い点だけでなく、懸念点などもしっかり説明してくれた。 |
某A社 | 普通 | 担当エージェントと合わなかった。 エージェントのペースで、かなり早い展開で転職活動が進んでしまった。 |
某B社 | やや不満 | 興味のない求人の紹介が多かった 電話がしつこかった。 |
SNSでの口コミ
Twitterから「PTOT人材バンク」についての口コミを紹介します。
取り上げているもの以外にも「ネガティブな評判」は連絡頻度についてのものが多かったです。なので、PTOT人材バンクに登録する際には連絡の頻度や方法をきちんと決めるのが大事。
連絡頻度の取り決め方など、 転職サイトに登録する際のコツについてはこちらの記事を参考にしてください。
僕がPTOT人材バンクを利用したときの感想


PTOT人材バンクは、この記事を書いている僕も登録経験があります。
参考として、実際の利用状況を紹介します。
僕は以下のような条件で会員登録しました
- 〇〇県の病院
- 常勤で働きたい
- 労働環境が良い場所が良い
- 前の病院はメンタル不調で退職
- 前職での職歴が1年と短い
当時僕は、回復期病院を退職した直後でした。前の職場の労働環境に不満を感じていたので、職員を大事にしてくれる病院を探して「PTOT人材バンク」に登録しました。
そして話を進めていくなかで、僕の職歴では「希望する病院の紹介は難しい」との結論に。



今までの職歴を考えると、ウチから「A病院」への紹介は難しいですね…。
今考えてみると、とても理にかなった判断です。「病院勤務」が合わずに早期退職した人間が、また「同じような病院」への就職を希望してたんです。プッシュしづらい案件ですよね。
ここで驚いたのは、エージェントから直接応募を提案されたことですね。



もしどうしても「A病院」への就職を希望されるのなら、直接連絡をとった応募も検討してみて下さい。その方が、ツバメさんの採用確率が高くなると思います。
PTOT人材バンクを通さずに直接応募すると、エージェントには紹介料が入りません。エージェント側には不利益とも思える提案です。僕の就職の悩みについて、真摯に対応してくれていると感じました。



結局、僕は「病院で働く」という考えを変えて「訪問リハ」で働くことにしました。
PTOT人材バンクは、求人が出てない施設も紹介してくれるのが良い


実は、PTOT人材バンクは「今、求人が出ていない施設にもエージェントが採用交渉」してくれます。
実は「未募集・募集終了求人へもアプローチします」と公式サイトに大きく書いてあるんですよ。実際にエージェントが交渉した結果「本来は予定してなかった採用」が生まれることもあるそうです。
PTOT人材バンク経由だと応募が可能かも!
- 求人募集をしていない施設
- 募集定員に達している求人
- すでに募集を締め切ってしまった求人
特にSTは、求人そのものが少ないのが現状です。 タイミングや地域によってはエージェントに登録しても「今はST求人ありません」と言われてやりとり終わる場合もある位です。 PTOT人材バンクなら、そんな時も施設に交渉してくれるので可能性が広がります。



実際に僕も、別のエージェントで「その地域に希望の求人はありません」と言われてやりとり終わった経験があります。
PTOT人材バンクの基本情報


ここで、PTOT人材バンクの基本情報をおさらいしておきます。
「PTOT人材バンク」は、サービスのスタートが2008年。リハ転職エージェントの中で一番歴史が長いのが特徴です。
基本情報 | |
---|---|
求人件数 | 全国3万6,000件以上 ※登録者向けの非公開求人多数あり |
職種別の求人数 | PT:約16,000件 OT:約14,000件 ST:約6,000件 |
エージェント対応方法 | 電話、メール |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
その他特徴 | ・会員登録すると「職場の雰囲気」や「掲載前の最新求人」などの情報が貰える ・Web上で職場見学できる求人もある |
PTOT人材バンクのおすすめポイント
- 2008年スタートと歴史が長い
- 年間1万人以上が利用している実績
- 非公開求人が多数あり
- 求人募集してない施設にも交渉可能
- Web上で職場見学できる求人もある



サービスの運営歴が長いので安心感があります。
PTOT人材バンクの利用するときの疑問を解説


最後に「PTOT人材バンク」などの転職エージェントを利用する際に「よくある疑問」を解説します。
公式サイトのQ&Aでも「よくあるご質問」で詳しく解説されてます。そちらもチェックしておきましょう。
- 転職エージェントの利用に費用はかかるのですか?
-
求職者は無料で利用できる。エージェントは転職成立時に施設側から仲介料を貰うシステム。
- 転職エージェントに経由で就職した場合「紹介料」が発生するが、直接応募した場合と比べ給与が減ったりはしないのか?
-
基本的にはエージェントを通したからといって、給与が下がるということはない。しかし、個人医院など「院長に給与額の決定権がある施設」ではあり得る。
逆に、エージェント経由で給与をアップできた事例もある。過去の取引実績の多い医療法人などでは、エージェントの信頼を生かした「お墨付き」で交渉ができるため。
- 体調不良で早期退職した場合、退職理由は正直に答えるべきでしょうか?
-
正直に答えるべき。転職理由を偽るのはお勧めできない。むしろ転職した後に「定着して働く」ことを考えると、嘘偽りない退職理由を「受け入れてくれる職場」に入るのがベター。
STツバメこれには僕も同感です。嘘をついて職場に潜り込んでも、意味がないと思います。転職の目的は「生き生きと働ける職場」に入ることです。
- PTの転職ハードルが上がっていますが、転職に有利な条件やスキルなどはありますか?
-
PTの書類内定率は年々下がっている。直近で複数回の転職履歴があると、マイナスポイントになりやすい。
また、療法士としてのスキルよりも「社会人としてのマナーや所作」が重視される傾向にある。
その他、企業研究をきちんとしているかも重要。「病院で働きたい」だけでなく、「なぜその病院なのか」などをしっかり説明できる必要あり。
※上記のQ&Aの内容は、下記の別記事から抜粋して紹介しています。


より良い転職をしたい人は、まずはエージェントに登録してみよう


今回、PTOT人材バンクの評判や、登録の流れなどを解説しました。
PTOT人材バンクは、リハ専門のエージェントで最もサービスの歴史が長い会社。今までの実績があるということなので、利用して変なことになる心配はほぼ無いです。
ただし、転職エージェント利用は「担当者」との相性に左右される部分も多いもの。複数のサービスを比較するのが大事です。
- 転職エージェントは「どの会社か」というよりも「担当者との相性」が重要。
- 複数のエージェントと話して、信頼できる人とタッグを組むべき。
「結局は、人との相性次第」と言ってしまうと乱暴に聞こえるかもしれません。でも、リハビリの仕事とかも一緒ですよね。
求人情報は絶えず流れて行きます。すぐに転職するつもりがない場合も、早めの登録がオススメです。
まず登録したいリハ転職エージェント2社
- PTOT人材バンク
- リハ専門で歴史が長い
PTOTSTワーカー- リハ専門で求人数が多い
※もう少し詳しく転職エージェントを検討したい人は、下記の別記事を参考にしてください。

