MENU
お手軽に介護食を!宅配やらわか食のオススメはこちら 詳しくはこちら

【専門家が選ぶ】宅配やわらか食ランキング!人気のメーカーはどこ?

当ページのリンクには広告が含まれています。
  • URLをコピーしました!
言語聴覚士ツバメ

訪問ST(言語聴覚士)のツバメです。
訪問リハビリで働く、介護食の専門家です。

在宅介護での「食事の準備」って、大変ですよね?

在宅の現場で働いていると、実は「利用者さん本人」の状態より介護者さんの介護疲れの方が心配になることも多いです。

介護中Aさん

介護食を作って、介助して…それだけで半日くらい使ってます。

そんなときは冷凍の介護食を利用するのがおすすめ。レンジでチンするだけなので、介護負担をかなり軽減できます。

最近は、高齢者向けに「やわらかめ」や「嚥下食」のお弁当を全国配送するサービスも増加中。

そこで今回は「宅配やわらか食」のおすすめランキングについて解説します。

介護食の専門家目線で実食もしています。参考になると嬉しいです。

この記事でわかること
  • オススメのやわらか食宅配メーカー
  • やわらか食(嚥下食)の分類
  • 宅配サービスの上手な使い方

先に結論を言うと、最もおすすめなのはというメーカーです。

柔らかさの種類も多く(3タイプ)、糖質制限や塩分制限など、高齢者向けの食事が一通り揃っています。味と価格帯のバランスもグッド。迷ったらまずはコチラを注文すれば良いでしょう。

▼ウェルネスダイニングの公式サイト

ただ、もちろんその他のメーカーにおすすめポイントがあります!

どのメーカーがご自宅に合いそうか、まずは次項の比較表を参考にしてみてください。

目次:クリックでジャンプ

【比較表】やわらか食の宅配弁当ランキング

全メーカーの実食レポもあります

スクロールできます
メーカー総合評価やわらか食種類味つけ見た目1食の価格注文単位送料

値段や味、見た目のバランスが良くおすすめのメーカー。やわらか食の種類も多く、適切な柔らかさ。
3種類
・ほどよくやわらか
・歯茎でつぶせる
・舌でつぶせる
ややしっかりめ
(高齢者は味を感じづらい)
見た目よし約710円〜7食
14食
21食
初回お試し:送料無料
定期便:送料無料
※定期7食は385円

メディカルフードサービス:ロゴ
栄養価やクオリティは高いが、やや高コスト。柔らかい減塩食もあり。
4種類
・歯茎でつぶせる
・歯茎でつぶせる+栄養強化
・歯茎でつぶせる+減塩
・舌でつぶせる
素材の風味を強めに感じる見た目よし 約880円〜・お試しセットは6食
・定期コースは4〜14食で選択可能
送料無料
(一部離島など除く)
食宅便のロゴ
やわらか食の種類は少ない。制限食は4種類と豊富。
1種類
・歯茎でつぶせる
普通のお弁当に近い見た目よし 約740円〜5
7食
通常:1,380円
定期:940円

介護食よりも、通常食に力を入れている印象
2種類
・すこし噛みやすい程度
・舌でつぶせる
よくも悪くも普通やや介護食感あり680円〜7食送料:800円
(北海道、沖縄は別途)
あいーとのロゴ
あいーと
味・見た目はハイクオリティ。基本的におかずセットでなく一品なので高コストなのが難点。
2種類
・噛む力が弱くなった方向け
・噛まなくてよい
かなり美味しく、素材感もあり通常食のように美味しそうな見た目 約500円〜(おかず一品の値段)1食から可能送料:781〜1807円

\ 特におすすめ/

各メーカーのやわらか食を専門家目線で実食レポ

ここからは各メーカーの実食レポを簡単に紹介します。

さまざまな現場で介護食を実食してきましたが、本当に冷凍食品の品質が上がっているのを実感しました。

それでは、オススメ順にみていきましょう。

ウェルネスダイニングの実食レポ

やわらか宅配食のパッケージ

まずはランキング1位に選んだ「ウェルネスダイニング」の実食レポです。

ここで紹介するのは簡単なレポですが、別で詳細な実食レポも書いてますのでそちらも参考にして下さい。

こちらのメーカーのやわらか食は3種類

商品名柔らかさ
ほどよくやわらか宅配食少し柔らかい程度
かなりやわらか宅配食歯茎でつぶせるレベル
ムースやわらか宅配食舌でつぶせるレベル

ほどよくやわらか宅配食の実食レポ

「いわしの味噌煮」セット。レンジで解凍して、食器に盛り付けるとこんな感じです。

やわらかさは、ほどよくやわらかくしてある程度。スプーンで楽に切れたりはしません。「噛むのが少し大変になってきた」という方向けですね。

言語聴覚士ツバメ

正直、味はかなり良かったです。普通に僕のお昼ご飯になりました。

\注文はこちらから/

ほどよくやわらか宅配食の詳細なレポはこちら

かなりやわらか宅配食の実食レポ

かなりやわらか宅配食「豚肉の味噌焼き」セット。解凍して盛り付けるとこんな感じです。

かなりやわらか宅配食の実食6

スプーンで潰してみると、実際に歯茎でつぶせる程度のやわらかさになっています。なので「歯が少ない方」や「噛む力が弱い」方などに向いています。

言語聴覚士ツバメ

歯がない方でも噛めるようになってます!

\注文はこちらから/

かなりやわらか宅配食の詳細なレポはこちら

ムースやわらか宅配食の実食レポ

ムースやわらか宅配食の「鶏ねぎ塩焼き」セット。解凍して盛り付けるとこんな感じです。

ムース食は、舌で潰せる程度に柔らかいタイプです。「咀嚼がうまくできない」「飲み込みに不安がある」といった方向けですね。

\注文はこちらから/

かなりやわらか宅配食の詳細なレポはこちら

メディカルフードサービスの実食レポ

メディカルフードサービス 「やわらか食」豚肉のトマトソース10

続いて、ランキング2位に選んだメディカルフードサービスの実食レポです。こちらのメーカーは「やわらか食かつ減塩」というメニューもあるのが貴重。

今回は下記のなかからやわらか食」を実食レポしました。

こちらのメーカーのやわらか食は4種類

商品名柔らかさ
やわらか食歯茎でつぶせるレベル
やわらか栄養強化歯茎でつぶせるレベル(カロリー、たんぱく強化)
やわらか減塩食歯茎でつぶせるレベル(減塩)
ムース食舌でつぶせるレベル

MFSやわらか食の実食レポ

「かれいのゆず味噌だれ」です。その他副食がついています。お皿に盛り付けるとこんな感じ。

メディカルフードサービス 「やわらか食」3

「かれい」をスプーンで潰してみました。十分に「歯茎でつぶせる」程度に柔らかいですね。

さらに、とろみの付いたあんかけになっています。その為、まとまりやすく喉通りが良いです。このような処理は好印象で、丁寧に作られてる介護食と思います。

\注文はこちらから/

MFSやわらか食」の詳細なレポはこちら

食宅便の実食レポ

食宅便:実食2

続いて「」の実食レポです。こちらの「やわらかい食事」は4つほど実食したのですが、正直なところ若干硬めの食材も入っていると思いました。

こちらのメーカーのやわらか食は1種類

商品名柔らかさ
やわらかい食事歯茎でつぶせるレベル

食宅便やわらか食の実食レポ

食宅便:実食6

こちらは「チキンカツの卵とじ」です。歯茎でつぶせる程度に柔らかいと感じました。

副食メニューや硬さにバラ付きがあります。特に、パスタは固かったです。通常食レベルに近い。

\注文はこちらから/

食宅便「やわらかい食事」の詳細なレポはこちら

ワタミの宅食ダイレクトの実食レポ

ワタミの宅食ダイレクト:やわらかおかず1

ワタミの宅食はいくつか種類があって、少しややこしいです。「ワタミの宅食ダイレクト」は冷凍の宅配食で、介護食も扱ってます。

こちらのメーカーのやわらか食は2種類

商品名柔らかさ
やわらかおかずかたいものが食べにくいと感じる方向け
(少しやわらかい程度)
ムース食舌でつぶせるレベル

ワタミの宅食ダイレクトのやわらかおかずの実食レポ

ワタミの宅食ダイレクト:やわらかおかず6

ここからは、ワタミの宅食ダイレクト「やわらか食」の「豚肉の生姜焼き」を実食レポートします。

「やわらかい」とひとつに言っても、その基準はメーカーによって差があります。ワタミの宅食ダイレクトの場合、豚肉を食べた第一印象は「思ったより弾力がある」でした。

お肉に関しては、あくまで「少し噛みやすい」程度のやわらかさになると思います。食材によって柔らかさの差もあります。野菜などに関しては、肉より柔らかめです。

ワタミの宅食ダイレクト:やわらかおかず5

宅食ダイレクトの「やわらかおかず」には、付着性(ベタベタ感)が高めのメニューも入っていました。今回の実食ぶんでいうと「サツマイモのレモン煮」です。

言語聴覚士ツバメ

飲み込みの力が低下している人には、さらに柔らかいメニューなどが豊富ながオススメです。

ワタミの宅食ダイレクトのやわらかおかずの詳細なレポはこちら

ワタミの宅食ダイレクトのムース食を実食レポ

ワタミの宅食ダイレクト:ムース食3

こちらが、宅食ダイレクトの「ムース食」アジの塩焼きです。

ワタミの宅食ダイレクト:ムース食4

宅食ダイレクト「ムース食」は、容易に舌でつぶせる程度に柔らかかったです。

例えるなら「やわらかい湯豆腐」みたいな感じ。今回食べた、全部の食材が同じ程度の柔らかさに調整されていました。

言語聴覚士ツバメ

同じ「舌でつぶせる」レベルにあっても、メーカーによって若干の差があります。

宅食ダイレクト「ムース食」は、やわらかい方だと思います。

また、味付けは良くも悪くも「無難」だと思います。

いろんな介護食を食べてきた経験から言うと、ムース食って味付けの扱いが難しいと思います。頑張って「元のメニューの雰囲気を出そう」とした結果、逆に素材のクセが強調されすぎたり、不自然な味に感じたりする場合があるんです。

宅食ダイレクト「ムース食」は75点くらいを安定して出すような方針に感じました。

ワタミの宅食ダイレクトのムース食の詳細なレポはこちら

\注文はこちらから/

あいーとの実食レポ

あいーと:豚の角煮の実食4

あいーと最大の特徴は、その見た目と味の良さ。写真で十分に伝わると思います。柔らかめの介護食では間違いなくトップクラス。その代わり、お値段も高めではあります。

あいーと:豚の角煮の実食5

また、クオリティは高いのですが、メニューによっては固さのバラ付きを感じます。例えば、「野菜は容易に舌でつぶせるのに、肉はちょっと固め」みたいな感じで、おかずのセットの中での差があります。

飲み込みのレベルに合っているのか、医師や言語聴覚士といった専門家に相談をしましょう。

Amazonや楽天でも買えます

宅配やわらか食の良い点・悪い点

ニーズが高まっている宅配介護食。

利用するにあたって良い点もあれば、悪い点もあります。

それぞれ解説しますので、利用することでご家庭の幸福度が上がりそうかどうか考えてみましょう。

宅配やわらか食の良いところ

「宅食サービス」には色んなメリット(良い点)があります。

宅配介護食のメリット

  • 介護食の調理の手間がはぶける
  • 介護負担が減らせる
  • 洗い物も減らせる
  • 安定した味で提供できる

メリットの要点はひとことで「介護が時短できる」と言えるでしょう。調理や洗い物の手間が省けて、一食あたり60分くらいの違いは出ます。

介護者さん

時短した60分でドラマを観たりできますね!

宅配やわらか食の悪いところ

宅配介護食の利用にはデメリット(悪い点)もあります。

宅配介護食のデメリット

  • 自炊と比べるとコストがかかりやすい
  • 冷凍庫のスペースが必要

まずは自炊と比べてコストが高くなりやすいのがデメリットです。一食600〜700円程度のコストがかかってしまいます。しかしその分「自由な時間が増える」と考えると納得できるかもしれませんね。

次に見落としがちなデメリットとして「冷凍庫のスペースが必要」なことがあります。大量に冷凍食品を保管するには広いスペースが必要です。

やわらかダイニング:利用者の口コミ1


上記は、実際に「」を利用中のご家庭の冷凍庫です。結構ギッシリですよね。

言語聴覚士ツバメ

冷凍庫に入らなかったら元も子もないので、事前に各メーカーのパッケージサイズを確認しておきましょう。

各メーカーの詳細レポで、パッケージサイズも解説しています。例えばウェルネスダイニングのパッケージサイズはこちらで解説。

やわらか宅配食をコスパよく利用する方法について

デメリットでもお伝えした通り、宅配食にはコストがかかります。保管する冷凍庫のスペースもたくさん必要です。

でも別に、毎回「宅配食を食べなくてもいい」んですよね。冷凍食は長期間ストックしておけるのが強みです。なので「食事の準備が大変だな」と思ったときにだけ利用するのも可能です。

冷凍宅配食を部分的に利用する例

  • 1日の一食だけ置き換える
  • 疲れてたり忙しい日に使う
  • 誰かに介護を代行してもらうときに使う

「今日は疲れた!」とか「時間がない!」という日にはレンジでチンする。それくらいが効率のよい介護に思えます。

言語聴覚士ツバメ

例えば僕が訪問しているご家庭でも「夜は手作り」「昼は宅配食」と決められていたりします。そうやって介護負担を軽減しているんですね。

結論:宅配やわらか食で介護負担を軽減をしましょう

以上、介護食の専門家が選ぶ、高齢者向けのやわらか食ランキングでした。

宅配弁当(宅食)のサービスは、上手に使うことで介護負担の軽減につながります。

特に冷凍タイプのものは、ストックをしておける点も便利です。

下記のような介護者さんは、利用するメリット大

宅配弁当(宅食)を利用したほうがよい人
  • 介護疲れが溜まってきている
  • 時間に追われている
  • 疲れた日は楽できるように工夫したい

正直、介護食の調理ってかなり大変ですよね。在宅介護の現場で働いているとそう思います。

1日3食、調理と片付けが1回1時間としても1日に3時間は必要。もっとかかる場合も多いでしょう。

言語聴覚士ツバメ

家庭で介護されている方はぜひ、宅食サービスをうまく使って、ご自身の時間を確保してください。

「介護負担を減らす」のと「サボってる」のは違います。長期化する介護生活は、マラソンのようなもの。むりせずに走り続けられるよう、ペース調整をするべきです。

宅配介護食をうまく利用することで、みなさんのご家庭が過ごしやすくなると幸いです。

最後に比較表を載せておきます

スクロールできます
メーカー総合評価やわらか食種類味つけ見た目1食の価格注文単位送料

値段や味、見た目のバランスが良くおすすめのメーカー。やわらか食の種類も多く、適切な柔らかさ。
3種類
・ほどよくやわらか
・歯茎でつぶせる
・舌でつぶせる
ややしっかりめ
(高齢者は味を感じづらい)
見た目よし約710円〜7食
14食
21食
初回お試し:送料無料
定期便:送料無料
※定期7食は385円

メディカルフードサービス:ロゴ
栄養価やクオリティは高いが、やや高コスト。柔らかい減塩食もあり。
4種類
・歯茎でつぶせる
・歯茎でつぶせる+栄養強化
・歯茎でつぶせる+減塩
・舌でつぶせる
素材の風味を強めに感じる見た目よし 約880円〜・お試しセットは6食
・定期コースは4〜14食で選択可能
送料無料
(一部離島など除く)
食宅便のロゴ
やわらか食の種類は少ない。制限食は4種類と豊富。
1種類
・歯茎でつぶせる
普通のお弁当に近い見た目よし 約740円〜5
7食
通常:1,380円
定期:940円

介護食よりも、通常食に力を入れている印象
2種類
・すこし噛みやすい程度
・舌でつぶせる
よくも悪くも普通やや介護食感あり680円〜7食送料:800円
(北海道、沖縄は別途)
あいーとのロゴ
あいーと
味・見た目はハイクオリティ。基本的におかずセットでなく一品なので高コストなのが難点。
2種類
・噛む力が弱くなった方向け
・噛まなくてよい
かなり美味しく、素材感もあり通常食のように美味しそうな見た目 約500円〜(おかず一品の値段)1食から可能送料:781〜1807円

この記事が気に入ったら
いいねしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次:クリックでジャンプ