
こんちには!訪問ST(言語聴覚士)のツバメです。
訪問リハって実際、大変なの?
最近、Twitterでも実生活でも、そんな相談を受けることがあります。
興味はあるけど、自分にやれるか不安。。
こんな風に思っている人が結構多いです。
なので今回は、
- 一般的な1日のスケジュール
- リハ以外の業務内容
- 訪問リハの良し悪しについて
このへんををまとめてみます。
今回の1日スケジュールは僕の日常。
訪問看護ステーション勤務での非常勤(パート)の例です。
※訪看フルタイムの例はコチラの記事をみてください↓


平均的な1日のスケジュール(非常勤)


まず、僕は非常勤なので基本的に直行直帰です。
朝のミーティングなどは出席不要。
※常勤(フルタイム)の方も、効率を重視した直行・直帰は多いです。



これが訪問の一番いいところですね。
上記のスケジュールを見てください。
単位数でいうと1日に15単位くらいです。
この環境ってすごく、よくないですか?
そしてスケジュールに「仮眠」と書いていますが
ぶっちゃけ僕は1日に「15分×2セット」は確実に寝ます。
基本的に、移動時間は少し余裕を持って組まれているので
スムーズに移動できたときには迷わず仮眠で充電です。
リハビリ介入以外の業務について
①日々のリハ記録


非常勤(パート)であっても
日々の記録を記入するために、事務所に戻らないといけないとこもあると思います。
僕のステーションは「タブレット端末」が導入されているので
空き時間にリハ記録は、ほぼ終わらせています。
②社内的な雑務


僕は非常勤(パート)なので
雑務は基本的にナシです。



掃除も無駄な朝礼・終礼もなし。これが最高です。
しかし、週に一度のミーティングにはなるべく行くようにしています。
強制ではありませんが、結局その方が利用者さんの状況把握もできて効率がいいからです。
③ケアマネージャーなどとの連絡


基本的には外部への連絡は常勤社員の仕事です
名指しの問い合わせがあったときや、自分で話した方が早いときに対応するくらいです。
④月末書類


訪問看護ステーションの場合は、
月末あたりになると「主治医やケアマネさん」に経過を報告する書類を作成します。
・訪問看護「報告書」
・訪問看護「計画書」
この2点です。
なので月末が近づくと、空いた時間を書類作成にあてます
⑤事前の準備・勉強


勤務時間には含んでませんが
現場に入るまでにリハの準備はしておきます。
初めてのケースであれば時間がかかりますが、
似たような症例だと準備は少なくて済みます。



むしろパート勤務で余裕があるから、じっくり準備しています!
ぶっちゃけた訪問リハビリの良し悪し(非常勤編)
僕は非常勤なので、その目線での訪問リハの良し悪しを考えてみました。
ぶっちゃけて、ざーっと書きますので参考にしてください。
- 直行直帰で無駄な時間がない
- 介入中は上司の目がない
- 移動時間の余りは休憩(仮眠や記録ができる)
- 打ち解けてきた家庭だと訪問が気楽(ラポールがなにより大事)
- スタッフ間のやりとりが取りづらい
- 車を運転する時間が長い
- 暑い、寒い
訪問リハの業務内容まとめ
訪問リハは自由度が高いですが、向かない人にはきつい仕事なのかもしれませんね。
特に非常勤(パート)勤務は、出社する必要すらほとんどありません。
訪問リハに向いている人
- ひとりで考えて動くのが好き
- 要点をまとめて上司に相談できる
- 出歩くのが好き
- 運転に自信がある
- 効率を求めている
こういう人は訪問リハに、そして非常勤に向いていると思います。
↓「訪問リハに向いてるタイプ」についてはこの記事にまとめています


また、正直パート勤務でも十分食べていけます。



同僚のパートPTは「フルタイム病院勤務と年収は変わらない」と言っていました。
↓訪問リハやパート勤務の「給料」についての記事はこちら


訪問の分野はまだ人も多くはなく、いいとこわるいとこありますが
僕はこの仕事にやりがいを感じています。
みなさんの参考になると嬉しいです。
それでは、より良い在宅生活を。
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