転職を検討している理学療法士のみなさんへ。
この記事ではリハ専門の転職エージェントを比較・解説します。
転職エージェントの利用ってメリットがあるんだろうか?
まず、転職エージェント利用にはメリットがあります。
「非公開求人の紹介」や「面接対策のサポート」など、僕らが活用するメリットは多いです。
特に、初めての転職を考えている方にとっては、道先案内人のような存在になります。
しかし、「似たような会社が多くて、どれを選べばいいかわからない」という方も多いでしょう。
この記事では各社の特徴を比較して、ニーズ別のおすすめエージェントも解説します。
よりよい転職を実現するため、参考にして下さい。
理学療法士の転職エージェントで特にオススメな3社
※クリックでサイトの詳細解説に飛べます
- ①:迷ったらとりあえずココ
リハ専門で最も歴史が長く、安定した実績の転職エージェント。母体は一部上場企業
※ST求人もあります- ②:取扱い求人数が多い
求人数・年間の転職実績が最も多い、リハ専門エージェント
- ③:関東・関西に特化した新サービス
関東・関西に特化した新サービス。実は母体が大きいので狙い目
理学療法士向けの転職エージェントで、特におすすめなのは上記の3サイト。
それぞれ強みは違いますけど、どこもしっかりとした母体があることが共通点です。
リハビリ職専門の転職エージェント7社の特徴比較
エージェント | |||||||
公開リハ求人数 | 約3万7,500件 | 約4万5,500件 | ー | ー | ー | 約2万件 | ー |
非公開求人 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
対応エリア | 全国 | 全国 | 関東・関西 | 関東・関西 | 全国 | 全国 | 全国 |
特徴 | リハ専門で2008年スタートの老舗 | 求人数が多いリハ専エージェント | 2020年に始まったばかりの新サービス | リハ専門で関東、関西エリアに特化 | リハ専門ではなくコメディカル特化。幅広いパイプがある | 介護領域に幅広く展開している。リハ求人数は少なめ | 介護領域に特化したエージェント。リハ求人もあり。 |
おすすめポイント | 歴史が長い。年間1万人以上が利用 | POS各職に専門のアドバイザーがいる | 実は母体が大手人材派遣。狙い目 | 対応エリア内では細かい相談ができる | 新卒・就職浪人&資格浪人者のサポート実績も多数あり | 転職後のアンケート回答で報酬が貰える | 電話、LINEで対応可能 |
公式サイト | PTOT人材バンク | PTOTキャリアナビ
| マイナビコメディカル | 介護JJ
|
まずは理学療法士向けの転職エージェント7社の特徴を一覧表で解説します。
基本的な利用の流れは、どこも同じですが、「対応地域」と「得意な領域」に差があります。
各社の対応を比較するためにも、転職エージェントは複数社登録がおすすめです。実際に、エージェントを利用する人の50%以上が2〜3社登録したというデータがあります。
引用:マイナビコメディカル「リハスタッフのための失敗しない転職の進め方(YouTube動画)」
転職ニーズで考える、エージェントの選び方7選
選択肢が多くて、どの転職エージェントに登録すればいいか迷う。
そんな時は、あなたの転職ニーズからエージェント選びをするのがおすすめです。
転職エージェントの「目的別」おすすめの選び方
※クリックでジャンプします
- 全国に展開する万能型のサイトがいい
- 関東・関西で転職をしたい
- 介護分野で働きたい
- 第二新卒(早期退職)でサポートを受けたい
- 子育て中、またはブランクがある
- パート・アルバイトで働きたい
- 一般企業への転職にも興味がある
全国に展開する万能型のリハ転職エージェントがいい
全国・全領域に幅広く対応する「万能型」のエージェントは以下のとおり。
全国対応・万能型のエージェント
- PTOT人材バンク(最も歴史が長い)
- PTOTSTワーカー(取扱求人数が多い)
※クリックで詳細にジャンプします
PT OT人材バンク
基本情報 | |
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求人件数 | 約3万7,500件 ※登録者向けの非公開求人多数あり |
職種別の求人数 | PT:約16,000件 OT:約14,000件 ST:約7,500件 |
エージェント対応方法 | 電話、メール |
運営会社 | 株式会社エス・エム・エス |
その他特徴 | ・会員登録すると「職場の雰囲気」や「掲載前の最新求人」などの情報が貰える ・Web上で職場見学できる求人もある |
PTOT人材バンクのおすすめポイント
- 2008年スタートと歴史が長い
- 年間1万人以上が利用している実績
- 非公開求人が多数あり
- 求人募集してない施設にも交渉可能
「PTOT人材バンク」は、サービスのスタートが2008年。リハ転職エージェントの中で一番歴史が長いです。
長く続いている=ユーザー満足度が高い証拠。看護師・ケアマネなどの人材紹介業もやっている会社なので、医療機関や介護事業所とのつながりも深いです。
多くの非公開求人があるだけでなく、実はエージェントが「求人募集していない施設」に対してもアプローチしてくれます。
PTOT人材バンクの登録はこちら
\最も運営歴が長くて信頼がある /
PTOTSTワーカー
基本情報 | |
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求人件数 | 約4万5,500件 ※非公開求人多数 |
職種別の求人数 | PT:約21,000件 OT:約17,000件 ST:約7,500件 |
エージェント対応方法 | 電話、メール、LINE ※エリアによっては直接面談も可能 |
運営会社 | 株式会社トライト |
拠点 | 北海道、宮城、東京、横浜、埼玉、千葉、群馬、新潟、愛知、静岡、大阪、京都、兵庫、広島、香川、岡山、福岡、熊本、鹿児島 |
PTOTSTワーカーのおすすめポイント
- 年間3万人以上の転職実績
- 非公開求人が多数あり
- PT・OT・STそれぞれに専門アドバイザーがいる
- 新卒・未経験や、アルバイト・パート求人も多数
「
リハ職専門の転職エージェントとして、POSそれぞれの職種ごとの専門アドバイザーも配置しています。例えば「整形PT」「精神OT」「聴覚ST」など、職種ごとの少しニッチな領域も安心して相談できます。
PTOTSTワーカーの登録はこちら
\求人数・ 年間の転職実績数が最多/
※「PTOTSTワーカー」の評判や注意点などは、下記の記事の解説を参考にして下さい。
関東・関西で転職をしたい
関東・関西での転職を考えている方は、地域特化したエージェントの登録も検討しましょう。
関東・関西に特化したエージェント
レバウェルリハビリ
基本情報 | |
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対象地域 | 関東・関西(東京都、神奈川、埼玉、千葉、大阪) |
エージェント対応方法 | 電話、LINE |
運営会社 | レバレジーズメディカル(株)(従業員数506人:2019年4月) ※医療・介護系の大手企業 |
レバウェルリハビリのおすすめポイント
- 大きな母体の新サービス
- 会員登録で非公開求人多数
- 「まずは相談からでも大丈夫」との記載あり
「
レバレジーズ(株)は「看護のお仕事」や「きらケア(介護)」などの人材派遣サービスを長年運営しています。
1分で会員登録
\大手人材紹介の新サービス!/
PTOTキャリアナビ
基本情報 | |
---|---|
求人件数 | ー ※登録者向けの非公開求人多数あり |
対応エリア | 関東・関西(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、兵庫県、奈良県) |
エージェント対応方法 | 電話、メール、LINE |
運営会社 | 株式会社ヒトイキ |
その他特徴 | エリア特化しているぶん、地域情報に強い。 |
「PTOTキャリアナビ
対象地域に該当する人は登録を検討して良いでしょう。
この他にも、看護師むけの「看護キャリアナビ」や柔道整復師などが対象の「マッサージキャリアナビ」などを運営しています。
1分で会員登録
\関東・関西に特化!/
介護分野で働きたい
介護分野で働きたい方には、以下のエージェントがおすすめです。介護士さんだけでなく、全国のリハ求人も取り扱っています。
介護分野に特化。リハ求人もあるエージェント
特に、介護JJは「転職成立後のレポート提出」で報酬が貰えるのも特徴です。
介護jj(ジャストジョブ)
基本情報 | |
---|---|
対象地域 | 日本全国 |
エージェント対応方法 | 電話、メール、LINE |
運営会社 | (株)カスタマ |
その他特徴 | 介護分野で、ケアマネ・相談員・営業や事務なども幅広くフォロー |
介護jj(ジャストジョブ)のおすすめポイント
- 介護領域に幅広く対応
- 転職後の「職場レポート」で報酬がもらえる
- 全国の求人あり
- 非公開求人あり(要会員登録)
「介護JJ
転職成立後にアンケート(職場レポート)を書くことで、報酬が貰えること大きなも特徴。アンケートは貴重な生の声として、転職ミスマッチの改善に使用するようです。
「職場レポート」の報酬は職種や条件によって変わります。登録後、担当者に問い合わせましょう。
介護JJ:登録はココから
\介護領域に強いエージェント /
※介護JJは、僕も登録経験があります。別記事で登録の流れや、支援金の額など詳しく解説しています。
クリックジョブ介護
基本情報 | |
---|---|
対象地域 | 日本全国 |
エージェント対応方法 | 電話、LINE |
運営会社 | ライフワンズ株式会社 |
その他特徴 | 介護業界に特化した転職エージェント |
クリックジョブ介護のおすすめポイント
- 介護業界に特化したエージェント
- 気軽にLINEでやりとり出来る
- リハ職にも対応
- 非公開求人あり
「
クリックジョブ介護の登録はココから
\介護領域に強くてリハ職の取り扱いもあり/
第二新卒(3年未満)や未経験でサポートを受けたい
新卒で早期退職を考えている方には、「マイナビコメディカル」や「PTOTSTワーカー」がおすすめです。
新卒・第二新卒、就職浪人者などにおすすめ
マイナビは母体が転職サポート業に幅広く展開していて、「第二新卒専門の転職エージェント」も運営しています。第二新卒の転職ノウハウがあるので、相談しやすいです。
また、「PTOTSTワーカー」も求人数が最も多くて、幅広い実績のあるエージェント。若手の転職にもおすすめです。
※一般的に第二新卒とは新卒1〜3年未満の求職者をさす言葉とされています
マイナビコメディカル
基本情報 | |
---|---|
求人件数 | ー ※登録者向けの非公開求人あり |
エージェント対応方法 | 電話、メール、直接面談 |
運営会社 | 株式会社マイナビ |
その他特徴 | ・全国主要都市に面談会場あり(新宿、埼玉、横浜、船橋、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、札幌) ・Web面接対応の求人あり |
マイナビコメディカルのおすすめポイント
- 「マイナビ」の知名度による安心感
- 非公開求人あり
- 新卒・第二新卒&資格浪人者のサポート実績も多数
「マイナビコメディカル」の母体である「マイナビ」は大手企業なのでご存知の方も多いはず。
「コメディカル特化」なので栄養士さんや、臨床検査技師さんなどの求人もあります。業界に幅広いぶん「リハ転職に特化」した感じは薄め。
その代わり、マイナビは第二新卒向けのエージェントなども別で運営しています。ノウハウがあるので、第二新卒や早期退職での転職を考えている方におすすめです。
1分で会員登録
\新卒・第二新卒にもおすすめ /
子育て中、ブランクがある人におすすめ
現在子育て中だったり、子育てによるブランクがある人には「PTOTSTワーカー」がおすすめです。
子育て中、ブランクのある人におすすめ
パート・アルバイトでの求人も充実していますし、サイトの「Q&A」にも子育て中での採用実績が多数掲載されています。
例えば下記のような「子育て需要」に対する採用実績が「PTOTSTワーカー」にはあります。
子供のお迎えがあるので15時までに切り上げたい
Wワークで「週1日の午前中だけ」働きたい
パート・アルバイトで働きたい
パート・アルバイトでの勤務を希望する方には「PTOTSTワーカー」がおすすめです。
パート・アルバイトで働きたい方向け
転職エージェントの利用は「正社員での転職」メインの雰囲気がありますが、PTOTSTワーカーはアルバイトやパートの求人も多数紹介されてます。なにより、保有求人数が一番多いのが理由です。
一般企業への転職に興味がある人は要チェックのエージェント
正直リハビリの仕事はもう疲れた
年収が高い業界に転職したい
一般企業への転職も検討している人は、一般企業向けのエージェントに登録する必要があります。
一般企業で働きたい人向けの転職エージェント
特にリハ業界での社会経験しかない人は、一般企業に関しては右も左もわからないはず。まずは、エージェントに相談をしましょう。
臨床に疲れて、「一般企業の営業職に転職」。そんなPTさんも消して珍しくはありません。過去のリアルな転職事例などを聞いてみるのがオススメです。
PT向け転職エージェントを利用するメリット・デメリット
PT転職エージェントの利用には、メリットもあればデメリットもあります。
登録の前に、まずはポイントをを把握しておきましょう。
- 希望に合った求人を紹介してくれる(非公開求人もあり)
- 転職先の内情を教えてくれる
- 書類の添削や面接対策
- 条件交渉を任せられる
- 転職活動の進め方を指導してくれる
ひとりで転職活動をすると、どうしても視野が狭くなりがちです。
なかには「初めての転職」で、何から手をつけていいか分からない場合もあるでしょう。
やはり、転職活動の進め方をサポートして貰えるのは、かなり大きなメリットです。
「転職についての不安」がある人ほど、エージェント利用で得られるメリットが大きくなります。
エージェント利用にはデメリットもある?システム上の闇と解決策
転職エージェントを利用する場合、以下のようなデメリットが挙げられます。
- 自分のペースで転職活動を進められない
- 担当者からの連絡が多い・しつこい
- 希望の条件と違う求人を紹介される
上記のようなデメリットは、サービスのシステム上、どうしても一定数は生まれてしまうものです。
エージェントは、転職成立時の成果報酬で成り立っています。なので、なかには業績を上げるため、強引に求人を勧めてくる担当者もいるんですよね。
担当者の連絡がしつこいと感じる場合、正直に伝えましょう。また、僕らセラピスト側が「希望の連絡頻度や条件」を明確に伝えるのも大事です。
※転職エージェント利用の注意点はこちらの記事でさらに詳しく解説しています。参考にして下さい。
リハビリ転職エージェントを上手に活用する為のコツ5つ
転職エージェント利用のコツ
- 2社以上に複数登録して対応を比較する
- 転職を考えだしたら早めに登録する
- 経歴や転職理由・スキルは偽らない
- 希望の連絡頻度・時間帯を伝える
- どうしても合わないときは担当者やサイトの変更を
①:2社以上のエージェントに登録して、対応を比較するべき
実は、転職エージェントは「複数サイト登録」した方が転職失敗のリスクが減ります。
というのも、それぞれの対応を比較した後で「相性の良いエージェントに絞れる」からです。
何社登録しても、僕らは「利用無料」。そのメリットは最大限に活かすべきですね。
ただし、登録のしすぎにも注意が必要。多すぎると訳がわからなくなります。エージェントとのやりとりもあるので、基本は2つ、できれば3つくらいから比較しましょう。
実際に、エージェントを利用する人の50%以上が2〜3社登録しているというデータがあります。
参考:マイナビコメディカル「リハスタッフのための失敗しない転職の進め方(YouTube動画)」
②:エージェント登録は早めに済ませる
リハ転職を検討している人、全員が知っておくべき予備知識が2つあります。
- PT転職のハードルは年々上がっている
- PTは転職活動を始めるタイミングが早い
①については説明不要ですね。PTはすでに飽和状態、転職ハードルは上がる一方。転職活動でも、書類選考の時点で不採用となり、面接まで行けないケースが増えています。
また、あまり知られていない事実ですが、リハ職は転職活動をスタートする時期が早いです。入職の半年〜1年前には次の職場を決めてしまう人もいます。なので、転職活動をしようと思ったら、早めに行動することが大事です。
③:経歴やスキル・転職理由はエージェントに偽らずに相談する
エージェントには、なるべく正確に偽りのない自分の情報を伝えましょう。
転職回数が多かったり、退職がネガティブな理由だったりすると、本当のことを伝えづらいですよね。
もしかしたら、自分のスキルを盛ってみせたい気持ちが出てきたりするかもしれません。
メンタル不調で辞めたのを、エージェントには隠したい…。
できるセラピストと思わせたい!
事実と違う情報を与えると、ミスマッチが生まれやすくなります。エージェントとの相談は、採用の可否とはまた別の話なので、正直に話をしましょう。
見栄を張るよりも、本当の自分に合う職場に入るほうが重要なことです。
④:希望の連絡頻度を伝える
ちょうど良いと感じる連絡頻度は、人によってまちまちです。
なので、どんな頻度・タイミングで連絡が欲しいのかを、はっきりとエージェントに伝えましょう。
連絡頻度の希望例
- 週末にまとめて連絡して欲しい
- 18時以降ならいつでもOK
⑤:担当者が合わないときは、担当変更を希望しよう
転職エージェントに登録してみて、「担当者と合わない」と思った場合は担当変更をするべきです。
担当エージェントと合わない例
- 転職活動のスピード感が合わない
- 希望求人に対して、認識のズレを感じる
- 満足のいくサポートではない
担当変更は別に悪いことではないです。むしろ、起こりうるトラブルを未然に防ぐべきです。
どこのサイトにも「お問い合わせフォーム」などがあるので、そこから担当変更の申請をしましょう。
担当変更の際は「なぜ合わなかったのか」「どんな担当者を希望するか」を説明しましょう。切り替えがスムーズになります。
そもそもなぜ無料?転職エージェントのシステムを解説
上記の図解を参考に、転職エージェントの仕組みを解説します。
転職エージェントは、転職成立時にのみ「施設からエージェントに報酬が支払われる」仕組みです。
いわゆる成果報酬ってやつですね。
僕らPTは「利用無料」なのでノーリスクと言っていいですね。
転職エージェント利用の流れ
- エージェントに登録
- 初回カウンセリング(主に電話)
- 担当者からの求人紹介
- 応募書類の添削〜応募(職場見学する場合も)
- 面接対策〜面接
- 内定・入職、アフターフォロー
実際にエージェントを使って転職活動をする場合の、大まかな流れは上記のとおり。
それぞれのポイントを解説します。
転職エージェント登録は、各サイトの申込みフォームから行います。
入力フォームをポチポチと選ぶだけなので、どのサイトもから1分くらいで登録が終わります。
- 所持資格(PT、OT、ST)
- 希望の雇用形態(常勤・非常勤)
- 転職希望時期
- 名前、現住所、生年月日、電話番号 …など
会員登録をしたら、担当エージェントとの初回面談(ヒアリング)です。電話で行うことが多いですが、希望すればメールや直接面談が可能な場合も。
初回ヒアリングはこんな感じ
- 経歴の確認
- 希望条件についての聴取(勤務時間・給与・勤務地など)
- 連絡方法の確認(電話・メール・LINEなど)
面談では、転職理由やスキルなど素直に伝えましょう。エージェントはあなたの申告する情報を元に求人紹介します。情報が不正確だとミスマッチが起きやすくなってしまいます。
あなたの希望条件やキャリアを踏まえて、担当エージェントが複数の求人を提案します。このとき、非公開求人を紹介して貰える場合も。
また、職場の雰囲気や、実際に入職した方の情報などの内部事情を聞くこともできます。
「どんな職場で働きたいのか?」客観的な意見も貰いながら、再確認しましょう。
応募する求人が決まったら、応募書類の作成です。担当エージェントは、応募書類の添削などもしてくれます。
「職場見学」をする場合の日程調整などもエージェントが代行します。
面接に不安がある人も「模擬面接」などでアドバイスを貰い、当日に望めます。面接の日程調整もエージェントが代行。
無事内定した後もそこで終わりでなく、「入職まで」をサポートするのが一般的。
- 入職条件の再確認
- 給与・休日などの条件交渉
- 円満退職のアドバイス
※内定を辞退する場合もエージェント経由で行えます
入職してみたら、「約束していた条件と違う」といった転職トラブルは一定数あります。トラブルが原因でも、短期間で職場を変えると印象も良くないですよね。
PT向けの転職エージェント利用者の口コミ
Twitterから、エージェント利用に関する口コミを紹介します。
やはり「グイグイ推してくるエージェント」は、実際にいるようです。
でも逆にいうと、上手くマッチングさえできれば転職がスムーズに進むということです。
どうしても合わない時は、担当変更しましょう。
Twitterのアンケートでは、リハ転職者の7割が満足
ここで、転職に関する「口コミ」を紹介します。
転職に満足しているセラピストは、かなり多いって話です。
上記は僕のTwitterでのアンケートです。
「転職してよかった」という人が7割以上います。かなり高いですね。
逆に、転職して環境が「悪くなった」人は、わずか7%位しかいません。
リハ職の転職は、状況が好転する可能性が高いです。
PT転職エージェントの利用・仕組みに関するQ&A
理学療法士の転職エージェントの利用に関して、よくある質問をまとめて解説します。
- 転職エージェントの利用に費用はかかるのですか?
-
求職者は無料。エージェントは転職成立時に施設側から仲介料を貰うシステム。
- 転職エージェントに経由で就職した場合「紹介料」が発生するが、直接応募した場合と比べ給与が減ったりはしないのか?
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基本的にはエージェントを通したからといって、給与が下がるということはない。しかし、個人医院など「院長に給与額の決定権がある施設」ではあり得る。
逆に、エージェント経由で給与をアップできた事例もある。過去の取引実績の多い医療法人などでは、エージェントの信頼を生かした「お墨付き」で交渉ができるため。
- 体調不良で早期退職した場合、退職理由は正直に答えるべきでしょうか?
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正直に答えるべき。転職理由を偽るのはお勧めできない。むしろ転職した後に「定着して働く」ことを考えると、嘘偽りない退職理由を「受け入れてくれる職場」に入るのがベター。
- PTの転職ハードルが上がっていますが、転職に有利な条件やスキルなどはありますか?
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PTの書類内定率は年々下がっている。直近で複数回の転職履歴があると、マイナスポイントになりやすい。
また、療法士としてのスキルよりも「社会人としてのマナーや所作」が重視される傾向にある。
その他、企業研究をきちんとしているかも重要。「病院で働きたい」だけでなく、「なぜその病院なのか」などをしっかり説明できる必要あり。
上記Q&Aは「マイナビコメディカル」の動画から一部抜粋しています。
※動画クリックでQ&A(1:03:20〜)から再生されます。
※上記のQ&Aや「マイナビ動画」の内容は、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
転職エージェントの利用で転職の成功率はアップする
以上、転職エージェントの選び方を解説しました。
結論をまとめると以下の通り
- PTの転職ハードルは年々上がっている
- 転職に不安があるならエージェント利用がおすすめ
- エージェント登録するのも早めが良い
途中で解説した通り、PT転職のハードルは年々上がっています。
また、リハ業界は転職活動の開始時期も早いので、可能な限り早めに動きましょう。スタートが遅くなるほどチャンスは減ります。
なかなか行動に移せない人は、「転職活動の第一歩」としてのエージェント登録をおすすめします。
第三者の力はデカいですからね。利用できるものは何でも使って、よりよい働き方を見つけましょう。
リハビリ職向け転職エージェント一覧
エージェント | |||||||
公開リハ求人数 | 約3万7,500件 | 約4万5,500件 | ー | ー | ー | 約2万件 | ー |
非公開求人 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり |
対応エリア | 全国 | 全国 | 関東・関西 | 関東・関西 | 全国 | 全国 | 全国 |
特徴 | リハ専門で2008年スタートの老舗 | 求人数が多いリハ専エージェント | 2020年に始まったばかりの新サービス | リハ専門で関東、関西エリアに特化 | リハ専門ではなくコメディカル特化。幅広いパイプがある | 介護領域に幅広く展開している。リハ求人数は少なめ | 介護領域に特化したエージェント。リハ求人もあり。 |
おすすめポイント | 歴史が長い。年間1万人以上が利用 | POS各職に専門のアドバイザーがいる | 実は母体が大手人材派遣。狙い目 | 対応エリア内では細かい相談ができる | 新卒・就職浪人&資格浪人者のサポート実績も多数あり | 転職後のアンケート回答で報酬が貰える | 電話、LINEで対応可能 |
公式サイト | PTOT人材バンク | PTOTキャリアナビ
| マイナビコメディカル | 介護JJ
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