訪問STのツバメです。
訪問リハビリの仕事で、高齢者の食事に関わっています。
最近は、やわらかい食事を宅配する会社も増えています。
今回は大塚製薬の「あいーと」から「赤魚の西京焼き風弁当」を実食レポします。
この記事でわかること
- あいーと「赤魚の西京焼き風弁当」の実際のやわらかさ・味
- あいーとの調理方法
- 購入時の注意点
先に実食の結論
- 固さとしては、噛む力が落ちてきた人向け?
- 見た目・味付けは申し分なしのハイクオリティ介護食
- あいーとはメニューにより固さのバラつきがある
「赤魚の西京焼き風弁当」の固さや味など、詳細をレポートしていきますね!
「容易に舌でつぶせる」程度のムース食を探している人は「やわらかダイニング」というメーカーのムースやわらか宅配食
あいーとのお弁当「赤魚の西京焼き風弁当」を実食した口コミ
こちらが、あいーとのお弁当「赤魚の西京焼き風弁当」です。
お弁当シリーズは、おかずのみシリーズよりも包装に高級感がありますね。厚紙のパッケージです。
レンジ解凍するとこんな感じ。介護食とは思えない見た目の良さはさすが。
甘辛い味噌の香りが食欲をそそります。
やはりあいーとは味が良い。赤魚の風味も生きてます
結論を言うと、「あいーとは美味しい」です。専門職という仕事柄、何食も食べてますがどれも美味しいです。
甘辛い味噌は食欲をそそりましたし、赤魚の風味も良いです。
全体的な味付けも「濃すぎない」感じで好印象。
普通にお昼ご飯として完食しちゃいました。
ご飯のやわらかさと離水の無さが絶妙。ちょっと甘味も感じる
今回、あいーとの「ごはん」を始めてたべたのですが、これはかなり好印象でした。
十分にやわらかいのですが、お粥のように離水しない。水気がないんですね。
水気があるお粥などは、実は逆にムセやすいです。なので、シャバシャバしてないけど柔らかい、この軟飯はかなり好印象。
味もよくって、なんだかほんのり「甘味」を感じるご飯でした。
魚のおかずは柔らかめで好印象。だけど「あいーと」はおかずの柔らかさにバラつきあり
今回の「赤魚の西京焼き風弁当」は、品物ごとで柔らかさレベルの差が少なく感じました。
実はあいーとは、同じおかずの中でも「やわらかさのレベル」にバラつきがある印象です。
今まで僕が「あいーと」を実食して感じた傾向
- 肉類(舌でつぶせない)
- お魚(舌でつぶせるかも)
- 野菜(容易に舌で潰せる)
上記のように、同じメニューの中でも若干のレベル差がある印象です。圧力チェッカーで計測しても同様です。
食事の柔らかさを重視したい方には、ウェルネスダイニング
固さチェッカーでも柔らかさを測定。やはり、ギリギリ舌で潰せるレベルと思われる
カメルカという、簡易的な固さチェッカーでも食材の柔らかさをチェック。
温め方法はレンジ500W5分か、蒸し器の加熱で20分
通常の「あいーとのおかず」は、レンジの場合200W調理が推奨されていますが、お弁当シリーズは違うようです。
今回のお弁当の解凍は「500W5分」で行いました。蒸し器での加熱にも対応しいます。
あいーとのお弁当のレポ・注文する際の注意点まとめ
以上、あいーとのお弁当「赤魚の西京焼き風弁当」の実食レビューでした。
最後にもう一度、感想と注意点をまとめておきます。
「赤魚の西京焼き風弁当」実食の結論
- 見た目・味付けは申し分なしのハイクオリティ介護食
- あいーとはメニューにより固さのバラつきがある
- 今回の「赤魚」はギリギリ舌でつぶせるかも位の固さ
- 嚥下(飲み込み)に問題がある人は医師・言語聴覚士などの専門家に相談をする
- 冷凍食品なので、事前に保管スペースの確認をする(お弁当のパッケージサイズは190×150×32㎜)
やわらかさとしては、舌でつぶせるギリギリくらい。なので、「噛む力が落ちている人向け」と言っていいでしょう。
全体的には、見た目・味も良し。
噛む力が落ちてきた高齢者にオススメできるお食事です。
「介護食あいーと」の全体的な特徴は下記の記事で解説しています。
あいーと以外にも冷凍介護食のメーカーはあります。比較して選びましょう
今回紹介した「あいーと」以外にも、介護食を配送してくれるメーカーはいくつかあります。
それぞれ「やわらかさ」や「冷凍製法」に特徴もあるので比較してみて下さい。
その他介護食メーカーもブログ記事で解説しています。