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あいーとのお弁当「赤魚の西京焼き風弁当」を、介護食の専門家(ST)が実食レポ

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あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食のアイキャッチ
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言語聴覚士ツバメ

訪問STのツバメです。

訪問リハビリの仕事で、高齢者の食事に関わっています。

最近は、やわらかい食事を宅配する会社も増えています。

今回は大塚製薬の「あいーと」から「赤魚の西京焼き風弁当を実食レポします。

この記事でわかること

  • あいーと「赤魚の西京焼き風弁当」の実際のやわらかさ・味
  • あいーとの調理方法
  • 購入時の注意点

先に実食の結論

  • 固さとしては、噛む力が落ちてきた人向け?
  • 見た目・味付けは申し分なしのハイクオリティ介護食
  • あいーとはメニューにより固さのバラつきがある

「あいーと」の注文方法や値段など、基本的な商品情報はコチラの記事で解説しています。

言語聴覚士ツバメ

「赤魚の西京焼き風弁当の固さや味など、詳細をレポートしていきますね!

「容易に舌でつぶせる」程度のムース食を探している人は「やわらかダイニング」というメーカーのなどがおすすめです。

目次:クリックでジャンプ

あいーとのお弁当「赤魚の西京焼き風弁当」を実食した口コミ

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食1

こちらが、あいーとのお弁当「赤魚の西京焼き風弁当」です。

お弁当シリーズは、おかずのみシリーズよりも包装に高級感がありますね。厚紙のパッケージです。

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食3

レンジ解凍するとこんな感じ。介護食とは思えない見た目の良さはさすが。

甘辛い味噌の香りが食欲をそそります。

やはりあいーとは味が良い。赤魚の風味も生きてます

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食5

結論を言うと、あいーとは美味しいです。専門職という仕事柄、何食も食べてますがどれも美味しいです。

甘辛い味噌は食欲をそそりましたし、赤魚の風味も良いです。

全体的な味付けも「濃すぎない」感じで好印象。

言語聴覚士ツバメ

普通にお昼ご飯として完食しちゃいました。

ご飯のやわらかさと離水の無さが絶妙。ちょっと甘味も感じる

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食4

今回、あいーとの「ごはん」を始めてたべたのですが、これはかなり好印象でした。

十分にやわらかいのですが、お粥のように離水しない。水気がないんですね。

水気があるお粥などは、実は逆にムセやすいです。なので、シャバシャバしてないけど柔らかい、この軟飯はかなり好印象。

言語聴覚士ツバメ

味もよくって、なんだかほんのり「甘味」を感じるご飯でした。

魚のおかずは柔らかめで好印象。だけど「あいーと」はおかずの柔らかさにバラつきあり

今回の「赤魚の西京焼き風弁当」は、品物ごとで柔らかさレベルの差が少なく感じました。

実はあいーとは、同じおかずの中でも「やわらかさのレベル」にバラつきがある印象です。

今まで僕が「あいーと」を実食して感じた傾向

  • 肉類(舌でつぶせない)
  • お魚(舌でつぶせるかも)
  • 野菜(容易に舌で潰せる)

上記のように、同じメニューの中でも若干のレベル差がある印象です。圧力チェッカーで計測しても同様です。

あいーと:豚の角煮の実食3
例えば、豚の角煮とかはちょっと固め、でもブロッコリーは容易に舌でくずせる

あいーとの固さは「業界の基準(嚥下学会分類)」でもはっきりとは明記されていません。なので飲み込みの専門家としては「ちょっと扱いづらい」とは感じます。

言語聴覚士ツバメ

食事の柔らかさを重視したい方には、などの介護食宅配サービスの方がよいかもしれません。

固さチェッカーでも柔らかさを測定。やはり、ギリギリ舌で潰せるレベルと思われる

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食6
「カメルカ」はペットボトルに装着する簡易的な固さチェッカー
あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食8
水の重さを利用して、押しつぶせるかどうかを判定します。
※実際は透明の容器で裏側から器具の「突き抜け具合」をみてます。

カメルカという、簡易的な固さチェッカーでも食材の柔らかさをチェック。

やはり魚の固さは「ギリギリ舌で潰せるかも」なレベルと思われます。

温め方法はレンジ500W5分か、蒸し器の加熱で20分

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食2

通常の「あいーとのおかず」は、レンジの場合200W調理が推奨されていますが、お弁当シリーズは違うようです。

今回のお弁当の解凍は「500W5分」で行いました。蒸し器での加熱にも対応しいます。

あいーとのお弁当のレポ・注文する際の注意点まとめ

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食1

以上、あいーとのお弁当「赤魚の西京焼き風弁当」の実食レビューでした。

最後にもう一度、感想と注意点をまとめておきます。

「赤魚の西京焼き風弁当」実食の結論

  • 見た目・味付けは申し分なしのハイクオリティ介護食
  • あいーとはメニューにより固さのバラつきがある
  • 今回の「赤魚」はギリギリ舌でつぶせるかも位の固さ
あいーとのお弁当を注文する際の注意点
  • 嚥下(飲み込み)に問題がある人は医師・言語聴覚士などの専門家に相談をする
  • 冷凍食品なので、事前に保管スペースの確認をする(お弁当のパッケージサイズは190×150×32㎜)

やわらかさとしては、舌でつぶせるギリギリくらい。なので、「噛む力が落ちている人向け」と言っていいでしょう。

嚥下機能が低下している人には、あまりおすすめできません。

言語聴覚士ツバメ

全体的には、見た目・味も良し。
噛む力が落ちてきた高齢者にオススメできるお食事です。

「介護食あいーと」の全体的な特徴は下記の記事で解説しています。

あいーと以外にも冷凍介護食のメーカーはあります。比較して選びましょう

今回紹介した「あいーと」以外にも、介護食を配送してくれるメーカーはいくつかあります。

言語聴覚士ツバメ

それぞれ「やわらかさ」や「冷凍製法」に特徴もあるので比較してみて下さい。

その他介護食メーカーもブログ記事で解説しています。

あいーと赤魚の西京焼き弁当:実食のアイキャッチ

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