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職場をやめてよかった!そんな理学療法士の実例を3パターン紹介します

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某PT

職場を辞めたい…けど不安があるなぁ。

今回は、PTの退職についての記事です。

特に「今まで職場を辞めたことがない」方には参考になると思います。

PTのみなさんは国家資格保持者とはいえ、人員飽和などの問題で将来に不安を抱きやすい状況にあります。

「職場をやめる」だとか「PT自体をやめる」という選択肢が、頭をよぎったことがある方も多いでしょう。

そこで今回は、退職後のイメージが沸きやすいように「職場を辞めてよかった」というPTさんの実例を紹介します。

目次

職場を「辞めてよかった」と感じるPTの実例3つ

今回紹介するPTさんの、「転職先」や「辞めてよかった理由」をまとめると以下の表のとおりです。

PT職場を辞めてよかった理由前の職場今の職場
Aさん仕事のやりがいが増えた訪問看護ステーション訪問看護ステーション
Bさん時間に余裕が出来た
新しいチャレンジが出来る
老健の常勤フルタイム老健と訪看(パート掛け持ち)
Cさん視野が広がった
開業して将来への不安が減った
病院勤務色々経て独立開業

領域は同じだけど職場を変えた方、パート勤務へと変更した方、独立開業した方など、パターンはさまざまですね。

自分の人生の目的に沿ってさえいれば、どんな働き方でも満足感は得られるということだと思います。

それぞれの実例をさらに詳しく解説していきますね。

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訪問看護ステーションを変えてよかった

某PT

僕は、病院→訪看→訪看と職場を変えています。そして、同じ「訪看」でも、前の職場から今の職場に移ってよかったと思っています。

職場を辞めてよかった理由
  • 今の職場の方が、仕事にやりがいを感じる
  • 業務内容的には前の職場の方が楽だった
前の職場:訪問看護ステーション今の職場:訪問看護ステーション
介護保険がメインの訪看
利用者さんの状態も安定
仕事もゆったりめ
医療保険がメインの訪看
利用者さんの状態が不安定なことも
臨機応変な対応が必要

上記のPTさんは、僕の同僚です。訪問看護ステーション勤務を2箇所経験している方なのですが、業務内容的には「楽」だった前の職場より「忙しめ」な今の職場の方が充実しているそうです。

両者の主な違いは、利用者さんの層です。介護保険の利用者さんは、状態も安定していることが多いです。なので、ゆったりとしたリハビリになりがち。逆に医療保険の利用者さんは、難病があったり、全身状態が安定していなかったりと、対応が一筋縄ではいかない場合が多いです。

医療保険メインの訪看でしか働いたことがない僕からすると「ゆったりとした雰囲気の職場っていいな」と思うものです。でも、実際に両方を経験したPTさんからすると、刺激の無さや物足りなさを感じる部分があったようです。

平たく言うと「楽な職場」よりも「多少忙しい職場」の方が、このPTさんには合ってたってことです。仕事に充実感を求めるかは人それぞれですね。

老健の常勤から、パート掛け持ちに変えてよかった

某PT

他にチャレンジしたいことがあって、老健の常勤勤務を辞めました。
そこからパートの掛け持ちをしてるのですが、自由な時間が増えたので本当によかったです。

職場を辞めてよかった理由
  • 雑務が減った
  • やりたい勉強に専念できる
  • 時間に余裕ができた
  • 年収はほとんど下がらなかった
前の職場:老健今の職場:老健と訪問看護ステーション
老健のフルタイム常勤パート勤務のかけもち(老健と訪問看護ステーション)
2箇所で週5程度の勤務

知人PTさんの例です。この方は、もともとは病院勤務のPTさん。老健に転職後、フルタイムで働いていましたが、そこから「パート勤務の掛け持ち」へと勤務スタイルを変更しました。

勤務スタイルを変更した理由は「チャレンジしたいこと」があったから。何にチャレンジしたかったのかは、個人が特定されそうなレベルなので書きませんが、とても前向きな理由ですよね。

常勤という勤務スタイルは、リハ以外でも多くの時間を消費しがちです。残業してシフト組まないといけなかったり、半強制的な勉強会があったり…。心当たりがあるPTさんも多いのではないでしょうか。

この例のPTさんは「パート掛け持ち」を選ぶことで「チャレンジする時間」を捻出しました。しかも、年収は少し下がった位で、ほとんど変わらなかったとのこと。

リハ職のパート勤務は、一般的な仕事よりかなり時給は高め。特に訪問看護ステーションの歩合制はが時間効率が良いです。

年収をほとんど減らさずに、新たなチャレンジができたなら「常勤をやめてよかった」と思えるでしょうね。

※リハ職パート勤務のメリット・デメリットに関してはこちらの記事が参考になります

病院PTを辞めて独立してよかった

某PT

新卒で入職して、ずっと病院勤務でした。職場を辞めてから人生の視野が広がり、ついには開業・独立してしまいました。

職場を辞めてよかった理由
  • 新しい経験ができた
  • 視野が広がった
  • 独立できた

上記のPTさんは、今は独立してインソール関係の仕事をしています。もともとは新卒で入った病院に10年以上勤めていましたが、いつからか将来に不安を感じていたそうです。

自分は、同じ職場しか知らない「井の中の蛙」なのかもしれない。そんな気持ちは膨らむ一方。

思い切って病院勤務を辞めた後は、まず訪問看護ステーションやストレッチ専門店など、気になっていた職種で働きました。

電話対応に焦る自分、狭い世界にいたことを実感

実際に職場を変えてみると、自分がいかに「狭い世界」にいたのかを実感できたそうです。例えば「電話対応」。事務所にいて、お客さん(患者さん)から掛かって来ることなんて病院ではありませんよね。

最初は上手に顧客の対応できず、焦ったそうです。でも同時に「職場を変えるだけで、こんなに視野が広がるのか?!」とも感じるように。

「もっと色んな世界を見てみたい」と思った彼は、「経営者向けのセミナー」などにも飛び込んでいました。すると、また打ちのめされて視野が広がって…という感じで、結局が開業・独立までしてしまいました。

某PT

あのまま病院にいたら「井の中の蛙」でした。本当に、職場を辞めてみてよかったです。

※PTの独立・開業パターンについては下記の別記事で詳しく解説しています。

人生を後悔しない為、転職・退職についてはしっかり考えるべき

今回は「職場を辞めてよかった」というPTさんの実例を紹介しました。

紹介した方々のように、職場や職種を変えて「よかった」と思えるのは理想ですね。

なかには、同じ職場に居続けたい方もいるでしょう。だけど、動かないこともリスクになり得ることは理解しておくべきです。

職場を変えないリスク
  • 考えがこりかたまる
  • 視野が狭くなる
  • その場所でしか通用しない人間になる

職場は変えたいけど、まだ転職の方針が定まってない。そんな方は、まずは転職エージェントに相談してみるのがオススメです。

特に最近はコロナ禍の影響もあって、転職市場が不安定です。

「今、求人は多いのか?」「待遇が良くなっている領域はないか?」など、まずはえージェントから情報収集しましょう。

某PT

リハ転職のプロに相談すると、それだけで視野が広がります。

一度相談をしたからと言って、必ずサイト経由の転職をしないといけない訳ではないですからね。相談していくなかで、エージェントを利用するか判断すればいいです。

この記事を書いている僕も、病院勤務から転職をする際には、まず転職エージェントに相談しました。

リハビリ職に特化した転職サイト・エージェントの選び方は、下記の別記事で詳しく解説しています。

職場を辞めるということは、別の場所で働くということです。

「あのとき、あの職場を辞めてよかったな」と思えるように、万全の準備で行動していきましょう。

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