こんちには!訪問ST(言語聴覚士)のツバメです。
在宅医療の現場で、ことばや飲み込みに問題がある方に関わっています。
今回は、ALSなど難病の方のコミュニケーションツール、透明文字盤の作り方を解説します。
僕のオリジナルですが「早い・安い・ハイクオリティ」の3拍子揃ってると思います。
予算220円、作業15分程度で完成します!
参考になると嬉しいです。
簡単!透明文字盤に必要な材料
透明文字盤作りに必要なものは、以下のものです。
- 硬質カードケース
- クリアポケット
- 油性マジック
- 定規
- A4用紙1枚
マジック、定規、A4用紙はすでにある場合が多いと思うので、実質220円で作れます!
簡単!透明文字盤の作り方
透明文字盤の作り方を、ざっくりと解説すると以下のとおり。
- クリアポケットに文字盤を書く
- クリアポケットを硬質カードケースに入れて使う
大まかには、上記の2ステップです。
この方法だと中身の文字は擦れないし、文字盤の変更も簡単。クリアポケットを入れ替えればOKです。
さらに「作り方のポイント」を、詳しく解説していきます!
今回買ったものは、クリアポケットが少し大きめです。普通に入れるとはみ出してしまいます。
なので袋状になっている一片をカットします。
仮にクリアファイルのサイズがピッタリでも、一片をカットするのがオススメです。
※詳細は後述しますが、ファイルを入れやすくする為の工夫になります
クリアポケットに必要なぶんの枠線を引きます。
先に定規でサイズさえ図ってしまえば、硬質カードケースを定規にして直線が引けます。
ケースを定規にすると、ひと筆で線が引けるので便利です。
枠線を引いたらクリアポケットに
文字を書いていきます。
この際に、袋状になっている方が文字盤の下になるようにして下さい。あとでケースに入れやすくなります。
かきかき。
かけました。
クリアポケットを硬質ケースに入れる。ここでちょっとコツが必要です。
クリアポケットはペラペラなので、ケースに入れるのがメッチャ難しい。
コツを解説します。
紙です。A4じゃなくても、ある程度大きさがあれば使えます。
まず、クリアポケットに紙を挟みます。強化する感じですね。
そして、紙を挟んだクリアポケットを押して、滑らせるようにカードケースに入れます。
強化されたことで、するっと入りやすくなります。上記写真を参考にして下さい。
クリアポケットがキレイにに入ったら。紙だけ抜き取って完成です!
作業自体は15分くらいで終わります。
文字盤を裏から見ても、透過性バッチリですね。
クリアポケットの交換すれば、簡単に文字盤変更できるのもいいと思います。
透明文字盤の作り方でした
今回は予算220円・作業時間15分で作れる「透明文字盤」の紹介でした。
みなさんの参考になると嬉しいです。
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