【洋画編】言語聴覚士が選ぶ、臨床にも活かせる傑作映画10本

言語聴覚士が選ぶ名作映画:洋画編のアイキャッチ
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こんちには!

訪問STツバメ

訪問ST(言語聴覚士)のツバメです。

僕は年に、100本くらいは映画を見ます。映画って本当に素晴らしくて人生の指針になったりするものもありますよね。

そこで今回は、リハビリや医療・介護の現場で働く方にぜひともおすすめしたい映画をまとめました。

今回は「洋画から10本」です

調べた段階(2020年9月)で、今回紹介した作品は

ほとんどがU-NEXTの「見放題」でみることができました。

↓無料で31日間使えます。いいタイミングでイッキ見するといいかもですね。

「邦画」編はこちらの記事

目次

リハビリや医療・介護の現場で働く方におすすめしたい映画10本(洋画)

最強のふたり(頸椎損傷)

2011年・フランス・112分

頸椎損傷の大金持ちとスラム出身の黒人ヘルパーの交流

世界中で大ヒットし、フランスでの歴代観客動員数で3位(フランス映画のみの歴代観客動員数では2位)となる大ヒット作となった作品。

頸髄損傷で体が不自由な富豪と、その介護人となった貧困層の黒人の若者。ふたりの交流を、ユーモラスに描いたヒューマンドラマ。

おすすめポイント

医療・介護関係者必見です。すべてのジャンルのなかでも僕のトップ10に入る映画です。とにかく、障害のある人との関わり方・偏見を持たないことの大切さを気づかせてくれる。介護人ドリスの対応は不謹慎なんだけど超自然体。それが大富豪フィリップには心地よいものなんでしょうね。実話ベースの作品です。ハリウッドでもリメイクされていましたね。ふたりでミュージカルを観に行くシーンが好きです。

英国王のスピーチ(吃音)

2010・イギリス/オーストラリア・118分

吃音の国王がスピーチするってんだからもう大変

吃音(きつおん)に悩む英国王ジョージ6世が周囲の力を借りながら克服し、国民に愛される王になるまでを描く実話に基づく感動作。幼いころから、ずっと吃音(きつおん)に悩んできたジョージ6世。厳格な父からさまざまな式典でスピーチを命じられるがうまくいかず、スピーチ矯正の専門家ライオネルの指導を受けることに。

おすすめポイント

言語聴覚士ならマストでみておくべき作品です。吃音の演技が素晴らしい。ブロックの感じとか、しっかりと研究して役に挑んでいますね。言語聴覚士なんて呼び方はまだない時代ですが、現代にも通用するエッセンスが詰まっていると思います。国王相手に物怖じせず対等な対応をする「変人ライオネル」の魅力は凄まじいです。たくさん賞をとったので、観たことある人も多いでしょうか。こちらも実話が元になっています。

潜水服は蝶の夢を見る(閉じ込め症候群)

2008・フランス/アメリカ・112分

閉じ込め症候群(ロックト・インシンドローム)×映像美

ファッション誌「ELLE(エル)」の編集長ボビー。華やかな人生を送っていたが、脳梗塞で閉じ込め症候群に。原作は、左目のまぶた以外動かないボビー自身が20万回のまばたきでつづった自伝小説。シリアスな展開の中に温かいユーモアが味わえる一方、独特の映像美も魅力。意識ははっきりしているにもかかわらず言葉を発することができない彼に、言語療法士のアンリエットはまばたきでのコミュニケーションを教える。

おすすめポイント

こちらも言語聴覚士ならマストな作品。こんなに代替コミュニケーションにスポットが当たる映画は他にないのでは。これもやはり実話がベースですが、その映像美も非常に評価が高いです。僕はボビーが脳梗塞を発症するあたりのシーンの映像表現が深く印象に残っています。それにしても、タイトルからしてさすが出版社の編集長といったセンスですよね。

博士と彼女のセオリー(ALS)

2014・イギリス・124分

ALSの天才物理学者、ホーキング博士の恋

2018年に亡くなった理論物理学者のスティーヴン・ホーキング博士の自伝的映画。1960年代、ケンブリッジ大学で物理学を学んでいたスティーヴン・ホーキングは、同じ大学で文学を学んでいるジェーン・ワイルドと恋に落ちる。しかし、スティーヴンには体が徐々に動かなくなるという謎の症状が現れはじめる。ついには倒れてしまい、医者からはALSという難病と余命2年の宣告。周囲の反対を押し切り、二人は結婚する。

おすすめポイント

ホーキング博士。ALSでありながら、ブラックホールの特異点定理を発表し、世界的に名を知られた天才物理学者です。そんな彼の人生を「障害」とうよりも、彼自身の「恋」や「結婚生活」にスポットが当てて描いている点が特徴じゃないでしょうか。しかし、圧巻なのは博士役エディ・レッドメインの演技。徐々に全身が動かなくなってく様子を、これは本人なのか?と思えるレベルで演じています。のちに彼は合成音声を使用するようになり、言語聴覚士的な役割での看護師も登場します。合成音声でおどける博士が大好きです。

レナードの朝(嗜眠性脳炎・パーキンソン病)

1990年・アメリカ・121分

30年ぶりの目覚め!パーキンソン病の治療薬が起こした奇跡

1969年、ブロンクス。慢性神経病患者専門のベインブリッジ病院に赴任してきたマルコム・セイヤー(ロビン・ウィリアムズ)は寝たきりの患者たちに、反射神経だけは残っていることを発見する。彼の患者の中で最も重症なのはレナード(ロバート・デ・ニーロ)という男。彼は11歳の時発病し、以来30年ものあいだ半昏睡状態で入院していた。何とか彼を救おうとしたセイヤーはまだ公式に認められていないパーキンソン氏病患者用のLドーパを使ってレナードの機能回復を試みる。そしてある朝、ついにレナードはめざめを迎えた。

おすすめポイント

これこそ衝撃の実話に基づいた作品でしょう。原作との相違点などありますが、これが実話だというのは本当に驚き。パーキンソン病の話だと勘違いされがちですが、これは嗜眠性脳炎という病気の話です。その患者に対してパーキンソン病の治療薬(Lドーパ)が効果を示した、という内容です。でもパーキンソン病も出てきます。矛盾歩行とか観れますよ。レナードは長い眠りから目覚めるのですが、、あぁもうダメだ。涙。ちなみに先生役のロビン・ウイリアムスですが、実物の先生とそっくりらしいです。

ドントウォーリー(半身不随・アルコール中毒)

2018年・アメリカ・113分

「JOKER」のホアキン・フェニックス主演。半身不随・アル中の再起

2014年に死去したロビン・ウィリアムズが自身の主演で映画化の構想を暖めていた「風刺漫画家ジョン・キャラハン」の半生をホアキン・フェニックス主演で映画化。アル中のキャラハンは、自動車事故により車いすでの生活を余儀なくされる。さらに酒に溺れるキャラハンだったが、あるきっかけから自分を憐れむことをやめ、不自由な手で絵を描く風刺漫画家としての人生をスタートさせる。再起物語でありながら、ブラックユーモアも光る作品。

おすすめポイント

JOKERでときめくホアキン様ですが、前年にはこんな映画に出ていました。いくつも映画を挙げてきましたが「障害を受け入れ、再起していく様」というのはこの映画が一番強く描いているのではないでしょうか。医療・介護関係者はぜひ観て欲しいです。キャラハンは映画のなかで、グループセラピーに参加しているのですが、ああいうのって海外の方が活発ですよね。日本でも増えるといいなと思うのですが。

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(アスペルガー症候群)

2011・アメリカ・129分

自閉症スペクトラムの少年と、家族の絆に泣ける

大好きな父親を911のアメリカ同時多発テロで亡くした少年オスカーが、父親の残した鍵の謎を探るべくニューヨーク中を奔走する姿を描く感動ドラマ。ジョナサン・サフラン・フォアのベストセラー小説を、トム・ハンクスとサンドラ・ブロックという二人のアカデミー賞受賞俳優の共演で映画化。

おすすめポイント

泣けます。大きなテーマは911の同時多発テロと家族についてですが、主人公のオスカーはアスペルガー症候群疑いの少年なんですね。僕は受け持ったことはないんですが、小児系の人や発達障害のお子さんがいる親御さんから観ても「あぁ、こんな感じあるよね」って思えるみたいです。僕は号泣しました。後半の展開がすばらしい作品です。

ミリオンダラーベイビー(見て確かめて欲しい)

2004年・アメリカ・133分(R15+)

生きることについて考えさせられる。イーストウッド渾身の名作

クリント・イーストウッド監督25作目の作品。ロサンゼルスの寂れたボクシングジムの門を叩いた田舎育ちの女、マギー。ジムのオーナー兼トレーナーのフランキーは彼女を拒んでいたが、彼女の真剣さに打たれ、トレーナーとなる。お互いに父娘の関係をなくしている2人は、激しいトレーニングの中で人間的に歩み寄っていく。アカデミー賞作品賞、監督賞、主演女優賞、助演男優賞の主要4部門を受賞した話題作。

おすすめポイント

物語の特性から、あまり多くのことは語らない方がいい作品。本当に胸を締め付けられます。その内容から、本国では賛否両論あるみたいですが。医療・介護関係者にとって、とても重要なテーマを描いています。レビューなどもあると思いますが、重めのテーマが大丈夫な方は情報入れずに観るのをオススメします。私は最初に観た日は頭がいっぱいになりました。でも「ロッキー」のような爽快感のあるシーンも多いですよ。

カッコーの巣の上で(精神疾患・吃音)

1975年・アメリカ・133分

精神病棟でのヒューマンドラマ。終盤の展開は胸が痛い

刑務所の強制労働から逃れるため精神異常を装い、精神病院に入ったマクマーフィ(ジャック・ニコルソン)。絶対的な管理体制をしくラチェット婦長のやり方に反発を覚える。マクマーフィは、管理されることに慣れ、無気力になっていた入院患者たちに生きる希望と活力を与えようとする。人間の尊厳と社会の不条理を描いたヒューマンドラマの名作。

おすすめポイント

精神病棟のお話です。主人公マクマーフィのキャラクターが非常に魅力的。精神病だと偽って入院してくるくらいなので、なかなかのクソ野郎ですが、憎めない男です。入院患者たちの個性が強くて面白い。言語聴覚士としては、吃音を持つ青年、ビリーの存在が気になるところです(重要な役)。また、若き日のクリストファー・ロイド(バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクことエメット・ブラウン博士役)も拝めるので僕は大満足です。終盤の展開は胸に来るものがあります。

レインマン(自閉症・サヴァン症候群)

1989年・アメリカ・134分

サヴァン症候群の兄がいた?遺産目当てに旅路をともに・・

高級外車ディーラーのチャーリー(トム・クルーズ)は、絶縁状態にあった父の訃報を聞き、遺産目当てに帰省する。ところが、遺産の300万ドルは全て匿名の人物に相続されることとなっていた。その匿名の人物こそが存在すら知らなかった兄、レイモンド(ダスティン・ホフマン)。サヴァン症候群である兄は施設に入っており、遺産を手に入れたいチャーリーは兄レイモンドを強引に連れ出し、ロサンゼルスに戻ろうとする。その道中でレイモンドの持つ特殊な才能と、幼い頃に彼と交わした交流を思い出す。

おすすめポイント

ちょっと重い映画の割合が多いので、ハートウォーミングなやつを。自閉症でサヴァン症候群の話ですね。ロードムービー的な側面もあって、楽しく見れると思います。個人的には、レイモンドの特殊な能力の活かし方が、ああ~適材適所!という感じで好きですね。男の子は真似したくなる感じです。

U-NEXTの無料トライアルでほとんどの作品がみれる

調べた段階(2020年9月)で、今回紹介した作品は

ほとんどがU-NEXTの「見放題」でみることができました。

・残念ながら「カッコーの巣の上で」はナシ。

・「ドントウォーリー」はポイント視聴の対象。(登録で600円分のポイントが貰えるので、それで観れます。)

31日間は無料で(初回のみ)使えるのでいいタイミングでイッキ見するといいかもですね。

 ※31日以内で解約すれば請求はかかりません

訪問STツバメ

名作が「無料登録」だけで見放題なのは、いい時代ですね。。

リハビリ職ならずとも、おススメできる映画ばかり

今回は、リハビリや医療・介護の現場で働く方に

ぜひともおすすめしたい映画をまとめました。

勉強になるというレベルを超えて本当に名作ぞろいです。

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