訪問ST(言語聴覚士)のツバメです。
この記事では「介護食はどこで買えるのか?」について解説します。
買う場所ごとにどんな特徴があるかも解説しますね。
介護食を売ってる場所4選
介護食は主にドラッグストアやスーパー、オンラインショップなどで購入可能です。
介護食が買える場所
- ドラッグストアの介護コーナー
- スーパーの介護食コーナー
- Amazon、楽天市場などのオンラインショップ
- 介護食専門店のオンラインショップ
どこで買うかによって、商品の種類や価格も異なるので、それぞれ解説しますね。
ドラッグストアの介護コーナー
ドラッグストアは介護食を購入する場合の第一候補。栄養補助食品やレトルト食品が中心に、品揃えが充実しています。
また、介護用のコップやエプロンなど、関連商品も扱っている場合が多いです。なかには薬剤師や介護福祉士のアドバイスも受けられる店舗もあります。
スーパーの介護食コーナー
スーパーでも介護食は購入可能です。品揃えとしては、ドラッグストアと同じようにレトルト食品が大半で、ドラッグストアよりは品数が少なめな傾向にあります。
特に、地元の小規模スーパーでは品揃えが限られていることもあるため、事前確認が必要です。大手チェーンの「AEON」等、自社ブランドの介護食を販売しているスーパーもありますよ。
Amazon、楽天市場などのオンラインショップ
Amazonや楽天市場などのオンラインショップは24時間いつでも購入できる便利な買い物方法です。時間を気にせずにじっくり商品を選ぶことができるため、特に忙しい介護者にとっては強い味方です。
また、口コミレビューを参考に選ぶことで、実際に使用した人の感想を知ることができます。
介護食専門店のオンラインショップ
介護食専門のオンラインショップもあります。「ヘルシーネットワーク」などがそうですね。
この場合、カタログから選びネット注文や電話注文をします。他では手に入りにくい専門的な食材や、栄養価に重きを置いたオリジナル商品が手に入ります。
また、スタッフが介護食に特化した知識を持っているため、個々のニーズに応じたアドバイスを受けられることが多いです。
初心者向けのサンプルセットがある場合もあります。
介護食の選び方とポイント
介護食選びでは、栄養バランスと食べやすさが重要です。個々の健康状態や好みに応じて選択することが重要であり、さまざまな選択肢を試してみましょう。
食べやすさを考慮した商品を選ぶ
「食べやすさ」は介護食選びの大切な要素です。噛む力が弱くなった方には、嚥下(えんげ)食や一口サイズの食品を選ぶと良いです。
まずは少量から試してみて、実際に食べやすいと感じる商品を選ぶことが望ましいです。
栄養バランスも注意する
介護食の選び方で最も重要なのは栄養価です。栄養バランスが良いかどうかを確認するため、栄養成分表をよくチェックして、不足しがちなビタミンやミネラルがしっかり入っているものを選びましょう。
栄養士や医師に相談することで、個々のニーズに合った製品を提案してもらうのも一つの方法です。
賞味期限と保存方法を確認
介護食を購入する際は、賞味期限や保存方法にも注意を払いましょう。
特に冷蔵や冷凍が必要な食品は迅速な保管が必要ですし、常温保存可能な場合も指定された通りに要保管となります。これにより食品の品質を保持し、食材の風味も失わずに楽しめます。
特に、冷凍品や冷蔵品は、冷蔵庫のスペースを事前に確認しておきましょう。
結論:介護食を買える場所は複数ある
どこで買うか、どんな種類を選ぶかは、介護を受ける方の健康にも直結します。オンラインや実店舗をうまく使い分け、個別のニーズにぴったり合った介護食を探しましょう。
特に、飲み込みに不安がある方は、医師や言語聴覚士、栄養士といった専門家に相談することが望ましいです。ケアマネージャーや、地域の相談センターに相談してみましょう。